特許
J-GLOBAL ID:200903071900396465

データ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-248175
公開番号(公開出願番号):特開平11-085632
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】データのルーティング処理がCPUネックとなるような高速ネットワークや伝送路を複数ノードで共有するネットワークを介した通信において、送信ノードが要求する転送レートの充足を保証するデータ通信方法を提供する。【解決手段】送信ノードはデータ転送を開始する前に、データ転送の際に必要となるハードウェア資源の確保を要求するCONNECTメッセージを受信ノードに向け送信する。CONNECTメッセージを中継する各ノードは、データ転送の際に必要なCPU時間やバンド幅などの確保を行なう。伝送路を複数ノードで共有するネットワークのバンド幅を確保する際には、該ネットワークの総トラフィック量を管理するノードと制御メッセージの送受信を行なう。CONNECTメッセージが受信ノードに到達したら、該メッセージの到達を知らせるACCEPTメッセージを送信ノードに送り返す。
請求項(抜粋):
データを送信する情報処理装置がそのデータ転送を開始する前に、データ転送の際に必要となるハードウェア資源の確保を要求する制御メッセージをデータを受信する情報処理装置に対して送り出し、データを受信する情報処理装置が該制御メッセージを受信したら、該制御メッセージの受信を知らせる制御メッセージをデータを送信する情報処理装置に送り返す、一つまたはそれ以上の情報中継装置を間にはさんで接続された情報処理装置群において、データを送信すべき情報処理装置、受信すべき情報処理装置、データパケットのサイズ、データパケットの転送レートを引数にとり、指定されたサイズのデータパケットを指定したデータ転送レートにおいて転送する際に必要となるハードウェア資源の確保を要求する外部インタフェースを備え、データを送信する情報処理装置が該外部インタフェースを呼び出すステップと、データを送信する情報処理装置が該外部インタフェースの呼び出し時に指定された引数の値を、該制御メッセージに格納するステップと、情報中継装置が該制御メッセージの中継処理を行なう直前に、該制御メッセージに格納されているパケットサイズ、転送レートを有するデータの中継処理を行なうのに十分なCPU時間を予約するステップと、データを受信する情報処理装置が該制御メッセージを受信したら、該制御メッセージに格納されているパケットサイズ、転送レートを有するデータの受信処理を行なうのに十分なCPU時間を予約するステップ、を有することを特徴とするデータ通信方法。
IPC (2件):
G06F 13/00 351 ,  H04L 29/08
FI (2件):
G06F 13/00 351 A ,  H04L 13/00 307 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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