特許
J-GLOBAL ID:200903071933434850

内燃機関の燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-096595
公開番号(公開出願番号):特開平9-287496
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】関数データを記憶するための容量を低減し、同データを記憶するためのメモリ容量を節約すること。【解決手段】可変機構(VVT)25は吸気バルブのバルブタイミングを変更する。ECU(電子制御装置)80はエンジン1の運転状態に基づき目標変位角度VTTを算出して、その値に基づきVVT25を制御する。ROM82は吸気圧力PM、エンジン回転速度NE及び実変位角度VTの関係から燃料目標値TAUを予め設定した複数の関数データマップを記憶する。関数データマップは各パラメータPM,NE,VTの値に基づき、目標変位角度VTTに対する実変位角度VTの偏差量ΔVTの大きさによって設定される。ECU80はその偏差量ΔVTに応じた関数データマップを選択して参照することにより燃料目標値TAUを決定し、その燃料目標値TAUに基づいてインジェクタ16を制御する。
請求項(抜粋):
燃焼室に吸入される空気が流れる吸気通路を選択的に開閉するための吸気バルブと、前記燃焼室から排出されるガスが流れる排気通路を選択的に開閉するための排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方に係るバルブ特性を多段階又は無段階に可変とするための可変機構と、前記燃焼室に燃料を噴射するための燃料噴射手段とを備えた内燃機関に適用され、前記燃焼室に吸入される空気量に相関する相関値及び前記内燃機関の回転速度をパラメータとして含む前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記可変機構により変えられる実際のバルブ特性状態を検出するための特性状態検出手段と、前記検出される運転状態に基づき前記バルブ特性に係る特性目標値を算出し、その算出された特性目標値に基づき前記可変機構を制御するための第1の制御手段と、前記燃焼室に噴射されるべき燃料量に係る燃料目標値を、前記空気量の相関値、前記回転速度及び前記バルブ特性状態の関係から予め定められた関数データを記憶する記憶手段と、前記検出される空気量の相関値、回転速度及びバルブ特性状態に基づき、前記関数データを参照することにより前記燃料目標値を決定し、その決定された燃料目標値に基づき前記燃料噴射手段を制御するための第2の制御手段とを備えた制御装置において、前記記憶手段は、前記特性目標値と前記バルブ特性状態との偏差の大きさによって異なる複数の関数データを予め記憶することと、前記第2の制御手段は、前記算出される特性目標値と前記検出されるバルブ特性状態との偏差を算出し、その偏差の大きさに応じた関数データを選択して参照することにより前記燃料目標値を決定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 330 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
FI (7件):
F02D 41/04 330 C ,  F01L 1/34 C ,  F01L 1/34 Z ,  F01L 13/00 301 Z ,  F02D 13/02 H ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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