特許
J-GLOBAL ID:200903072004490157

眼光学系のシミュレーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087854
公開番号(公開出願番号):特開平8-280620
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 眼鏡等の光学レンズを装用した際の人眼の回旋を伴う広い角度の情景を、色収差の影響を含めてシミュレーションできるようにする。【構成】 画像分解手段2は、原画像データ1を複数設定された波長ごとの単色画像データ3a〜3cに分解する。単色画像データ3a〜3cそれぞれに対応して情景画像生成部10a〜10cが設けられている。情景画像生成部10aには、光源画面に設定された各視点に対応してPSF算出部12〜14が設けられている。PSF演算手段12b,13b,14bは、光学系データ12c,13c,14cを基にPSF12a,13a,14aを求める。情景画像演算手段11は、対応する単色画像データ3aをPSF12a,13a,14aによってたたみ込み積分を行い、単色情景画像データ4aを求める。情景画像合成手段5は、生成された単色情景画像データ4a,4b,4cを合成し情景画像データ6を生成する。このようにして、色収差の影響を含めた情景画像のシミュレーションを行うことができる。
請求項(抜粋):
光学レンズを装用したときの網膜像をシミュレーションする眼光学系のシミュレーション装置において、所定の位置に置かれた光源画面に複数の視点が定められ、複数設定された波長それぞれにおいて、前記視点における像が網膜に焦点を結ぶように人眼が回旋した状態での前記光学レンズ及び前記人眼に関する光学系データに基づいて、前記視点ごとのPSF(Point Spread Function )を演算するPSF演算手段と、原画像データと、それぞれの前記波長に対応する前記視点ごとの前記PSFとに基づいて、人眼が回旋することにより見渡すことのできる範囲の前記波長ごとの単色情景画像を演算する情景画像演算手段と、前記波長ごとの前記単色情景像を合成し、情景画像を生成する情景画像合成手段と、を有することを特徴とする眼光学系のシミュレーション装置。
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平3-121412
  • 特開平4-050813
  • レンズの設計方法並びにその成果としての非球面レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-202169   出願人:ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・プロダクツ・インコーポレイテッド
全件表示

前のページに戻る