特許
J-GLOBAL ID:200903072017458910

内燃機関用点火制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-167019
公開番号(公開出願番号):特開2007-332899
出願日: 2006年06月16日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】内燃機関の排気温度を目標排気温度附近に安定に保持する制御を行うことができるようにした内燃機関用点火制御装置を提供する。【解決手段】排気温度が目標排気温度未満である状態で排気温度制御モードが選択されたときに、排気温度が初めて目標排気温度に達するまでの間、内燃機関の点火時期を設定された最大遅角点火時期まで遅角させて排気温度を速やかに目標排気温度まで上昇させ、機関の排気温度が一度目標排気温度を超えた後は、排気温度が目標排気温度未満になったときに、単位時間当たりの遅角量または進角量を排気温度と目標排気温度との偏差に見合った大きさとして、点火時期を遅角または進角させることにより、排気温度を目標排気温度附近に保つ制御を行う排気温制御用点火制御手段9を備えた。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両を駆動する内燃機関の排気温度を検出する排気温度センサと、各種の制御条件に対して前記内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、前記内燃機関の点火時期の制御モードを排気温度制御モードとするか定常時制御モードとするかを選択する制御モード選択スイッチとを備え、前記点火時期制御部は、前記排気温度制御モードが選択されているときに前記排気温度センサにより検出される排気温度を目標排気温度に保つように前記点火時期を制御する排気温制御用点火制御手段と、前記定常時制御モードが選択されているときに前記内燃機関の点火時期を定常運転時に適した点火時期とするように制御する定常時点火制御手段とを備えている内燃機関用点火制御装置において、 前記排気温制御用点火制御手段は、前記排気温度センサにより検出された排気温度と前記目標排気温度との偏差を演算する排気温度偏差演算手段と、前記排気温度センサにより検出される排気温度が目標排気温度を超えたことがない状態で前記排気温度制御モードが選択されたときに該排気温度が目標排気温度に達したことが初めて検出されるまでの間前記点火時期を許容される範囲で最も遅角した点火時期である最大遅角点火時期とする制御を行う初期排気温上昇用点火制御手段と、検出された排気温度が一度目標排気温度を超えた後に前記排気温度を目標排気温度附近に保つように前記点火時期を制御する排気温度保持用点火制御手段とを備え、 前記排気温度保持用点火制御手段は、検出された排気温度が目標排気温度未満であるときに、単位時間当たりの遅角量を前記偏差の大きさに見合った大きさとして前記点火時期を遅角させる制御と、検出された排気温度が目標排気温度以上であるときに、単位時間当たりの進角量を前記偏差の大きさに見合った大きさとして前記点火時期を進角させる制御とを行うことにより前記排気温度を目標排気温度附近に保つように構成されていること、 を特徴とする内燃機関用点火制御装置。
IPC (2件):
F02P 5/15 ,  F02D 45/00
FI (3件):
F02P5/15 B ,  F02D45/00 312R ,  F02D45/00 358H
Fターム (22件):
3G022AA02 ,  3G022BA02 ,  3G022BA06 ,  3G022DA01 ,  3G022DA02 ,  3G022FA02 ,  3G022GA01 ,  3G022GA05 ,  3G022GA10 ,  3G384AA04 ,  3G384BA24 ,  3G384CA14 ,  3G384EB03 ,  3G384EB04 ,  3G384EB08 ,  3G384EB10 ,  3G384EB17 ,  3G384EC05 ,  3G384ED07 ,  3G384FA45Z ,  3G384FA56Z ,  3G384FA58Z
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る