特許
J-GLOBAL ID:200903072040426821

レーダ受信信号処理用ディジタルフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298367
公開番号(公開出願番号):特開平9-138273
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 不要信号成分のコヒーレント積分処理による積み上げをなくし、振幅情報から検出したい目標と不要信号とを容易に区別できるようにする。【解決手段】 MTI回路1a,1bにより、ディジタル化されたレーダ受信信号にMTI処理を施してドプラ周波数軸上のグランドクラッタ成分、ウェザークラッタ成分を抑圧する。このとき、MTIフィルタ係数算出回路3により、MTIノッチが不要信号位置に形成されるようにクラッタ情報に基づいてMTIフィルタ係数を決定する。続いて、DFT回路2により、MTI回路1a,1bの処理出力にDFT処理を施してコヒーレント積分し、目標信号を強調する。このとき、DFTフィルタ係数算出回路4により、DFT処理のフィルタバンクが不要信号位置に形成されず、目標位置付近のみ形成されるようにクラッタ情報に基づいてDFTフィルタ係数を決定する。
請求項(抜粋):
ディジタル化されたレーダ受信信号に移動目標検出(MTI)処理を施してドプラ周波数軸上の不要信号を抑圧するMTI処理部と、前記MTI処理のノッチが不要信号位置に形成されるようにクラッタ情報に基づいてMTIフィルタ係数を決定するMTIフィルタ係数算出回路と、前記MTI処理部の出力に離散フーリエ変換(DFT)処理を施してコヒーレント積分し、目標信号を強調するDFT処理部と、前記DFT処理のフィルタバンクが不要信号位置に形成されず、目標位置付近のみ形成されるように前記クラッタ情報に基づいてDFTフィルタ係数を決定するDFTフィルタ係数算出回路とを具備するレーダ受信信号処理用ディジタルフィルタ。
IPC (3件):
G01S 13/52 ,  G01S 7/295 ,  H03H 17/02 671
FI (3件):
G01S 13/52 ,  G01S 7/295 Z ,  H03H 17/02 671 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • クラツタ抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-303075   出願人:三菱電機株式会社
  • 信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-037512   出願人:三菱電機株式会社
  • 信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-097837   出願人:三菱電機株式会社

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