特許
J-GLOBAL ID:200903072068634535

内燃機関の排気浄化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 川口 嘉之 ,  松倉 秀実 ,  和久田 純一 ,  世良 和信 ,  遠山 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-342390
公開番号(公開出願番号):特開2006-152870
出願日: 2004年11月26日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 本発明は、内燃機関の排気通路に設けられ排気中のPMを捕集するフィルタを備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、排気エミッション及び燃費の悪化を抑制しつつ、フィルタに堆積したPMを酸化・除去する。【解決手段】 本発明に係る内燃機関の排気浄化システムは、フィルタより上流側の排気通路に設けられているか、もしくは、該フィルタに担持されている、酸化機能を有する触媒に未燃燃料を供給することでフィルタ再生制御を実行する。そして、フィルタ再生制御の実行中に、未燃燃料通路付着量が規定付着量以上となったときに、内燃機関の機関負荷を上昇させることで排気を昇温させる排気昇温制御の実行を開始する。その後、該排気昇温制御を停止した場合に再度増加する未燃燃料通路付着量が、フィルタ再生制御が停止されたときに前記規定付着量以下となるタイミングで排気昇温制御を停止する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられ排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタと、 前記パティキュレートフィルタより上流側の前記排気通路に設けられているか、もしくは、前記パティキュレートフィルタに担持されている、酸化機能を有する触媒と、 前記パティキュレートフィルタにおける粒子状物質の堆積量を検出する粒子状物質堆積量検出手段と、 該触媒より上流側から前記触媒に未燃燃料を供給する未燃燃料供給手段と、 前記触媒の温度が活性温度以上のときに前記未燃燃料供給手段によって前記触媒に未燃燃料を供給し、該未燃燃料が前記触媒で酸化されることによって発生する酸化熱によって前記パティキュレートフィルタの温度を目標温度に昇温させ、それによって、前記パティキュレートフィルタに堆積した粒子状物質を酸化・除去するフィルタ再生制御を実行するフィルタ再生制御実行手段と、 該フィルタ再生制御実行手段によってフィルタ再生制御の実行が開始された後、粒子状物質堆積量検出手段によって検出される粒子状物質の堆積量が目標PM堆積量以下となったときにフィルタ再生制御を停止させるフィルタ再生制御停止手段と、 前記フィルタ再生制御の実行中に、前記触媒より上流側の前記排気通路の内壁面における未燃燃料の付着量である未燃燃料通路付着量を検出する未燃燃料通路付着量検出手段と、 該未燃燃料付着量検出手段によって検出される未燃燃料通路付着量が規定付着量以上となったときに、前記内燃機関の機関負荷を上昇させることで排気を昇温させる排気昇温制御の実行を開始し、それによって未燃燃料通路付着量を減少させる排気昇温制御実行手段と、 排気昇温制御実行手段によって排気昇温制御の実行が開始された後、前記フィルタ再生制御停止手段によってフィルタ再生制御が停止される前に前記排気昇温制御手段による排気昇温制御を停止させる排気昇温制御停止手段と、を備え、 前記排気昇温制御停止手段は、排気昇温制御が停止されることで再度増加する未燃燃料通路付着量が、フィルタ再生制御停止手段によってフィルタ再生制御が停止されたときに、前記規定付着量以下となるタイミングで排気昇温制御を停止させることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
IPC (3件):
F01N 3/02 ,  F02D 9/04 ,  B01D 53/94
FI (4件):
F01N3/02 321A ,  F01N3/02 321B ,  F02D9/04 E ,  B01D53/36 103C
Fターム (20件):
3G065AA01 ,  3G065AA09 ,  3G065CA12 ,  3G065GA06 ,  3G065GA08 ,  3G090AA02 ,  3G090AA03 ,  3G090BA01 ,  3G090DA04 ,  3G090DA12 ,  3G090DA13 ,  3G090EA02 ,  3G090EA03 ,  3G090EA04 ,  4D048AA14 ,  4D048AB01 ,  4D048DA01 ,  4D048DA02 ,  4D048DA06 ,  4D048DA20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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