特許
J-GLOBAL ID:200903072098922403

印刷装置および印刷方法並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026575
公開番号(公開出願番号):特開平11-207945
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 給紙側のローラにより紙送り精度を確保している印刷装置により、インターレース方式による記録を実行した場合に下端に画像を記録できない領域が生じていた。【解決手段】 インクジェットプリンタにおいて、給紙ローラにより紙送り精度が確保されている第1の領域では、高画質な画像を得るためにインターレース方式による記録を実施する。一方、給紙ローラから用紙が外れた後も、排紙ローラにより精度の低い紙送りを行いつつ、画像を記録することで記録領域を拡張する(第2の領域)。この際、第2の領域は第1の領域に隣接するものとはせず、両者の領域の間に、紙送り精度を確保しつつ画像の記録が可能な中間領域を介在させ、第1の領域における副走査量よりも小さな副走査量による過渡的な記録を行うことにより、第1の領域と同等の高画質な画像を記録できる領域も拡張する。
請求項(抜粋):
ヘッドにより印刷媒体の一方向に並ぶドット列であるラスタを形成しつつ、前記ラスタが形成されている方向と交差する一定の方向に前記ヘッドを印刷媒体に対し相対的に移動する副走査を行うことにより複数のラスタを形成することで、入力された画像データに応じた画像を該印刷媒体上に印刷し得る印刷装置であって、前記ヘッドは同一色のドットを形成可能なn個(nは2以上の整数)のノズルを前記副走査の方向に所定の間隔で備えるヘッドであり、前記ヘッドを駆動して前記ラスタを形成するラスタ形成手段と、前記副走査における相対的な移動を第1の精度で行う第1の副走査手段と、前記副走査を前記第1の精度よりも低い第2の精度で行う第2の副走査手段と、前記第1の副走査手段による副走査を行いつつ画像を記録する第1の領域において、前記第1の副走査手段と前記ラスタ形成手段とを制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記第2の副走査手段による副走査を行いつつ画像を記録する第2の領域に隣接しない所定の範囲では、隣接するラスタを異なるノズルで形成する第1の送り量で副走査を行い、該所定の範囲と前記第2の領域とに隣接する中間領域については、前記第1の送り量よりも小さい送り量で副走査を行う手段である印刷装置。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/13 ,  B41J 2/485
FI (3件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 104 D ,  B41J 3/12 G
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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