特許
J-GLOBAL ID:200903072176443223

炭化物サーメット溶射材料, その被覆部材およびその部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-183253
公開番号(公開出願番号):特開2000-001763
出願日: 1998年06月16日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 刃物や精密金型などの鋼鉄製基材のエッジ部補強のために炭化物系サーメット溶射皮膜を利用する技術を確立すること。【解決手段】 一次粒子径 0.1〜3μmの炭化物サーメット粉末を、造粒法によって粒径5〜60μmの溶射用粉末を調整する。この溶射用粉末を可燃性ガスの燃焼炎を熱源とする溶射法によって、粉末粒子の飛行速度を秒速 180 m/sec以上の条件で成膜し、皮膜を構成する炭化物系粒子の相互間隔が2.12〜5.05μmの範囲を示す、緻密で粒子間結合力の強い皮膜を形成させる。この皮膜を機械加工によって切断し、その端面が鋭角を示し、かつエッジ部のRが50μm以下になるように仕上げる。
請求項(抜粋):
粒子径が0.1 〜3μmの、WC, Cr3C2, B4C, TiC, ZrCおよびNbC から選ばれる1種以上の炭化物と、Ni, Cr, CoおよびMoのうちから選ばれる1種以上の金属またはこれらの合金とからなる炭化物サーメットの一次粒子を、バインダー介在の下に造粒して、粒子径5〜60μmの大きさに凝集させた凝集粒子によって構成される炭化物サーメット溶射材料。
IPC (2件):
C23C 4/10 ,  C23C 4/12
FI (2件):
C23C 4/10 ,  C23C 4/12
Fターム (17件):
4K031AA02 ,  4K031AA03 ,  4K031AA08 ,  4K031AB08 ,  4K031CB03 ,  4K031CB09 ,  4K031CB18 ,  4K031CB22 ,  4K031CB23 ,  4K031CB32 ,  4K031CB33 ,  4K031CB39 ,  4K031CB45 ,  4K031DA01 ,  4K031EA10 ,  4K031EA12 ,  4K031FA04
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る