特許
J-GLOBAL ID:200903072229333310

タ-ビンロ-タの軸受用冷却系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338984
公開番号(公開出願番号):特開2000-192803
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 温度限界を越えずしかも十分な余裕が得られるように、軸受を冷却し、かつまた後部シャフトと軸受を通過する冷却用媒体からの熱伝達を阻止することにより軸受を断熱するという要請に応える。【解決手段】 ガスタービンにおいて、後部軸受の半径方向内側のボアチューブアセンブリが、タービンのバケットに冷却用蒸気を搬送し、冷却用蒸気をリターンに戻す。軸受を冷却し、軸受を冷却用蒸気流路から断熱するために、輻射シールドが停滞空気ギャップによってボアチューブアセンブリから離隔されている。また、輻射シールドとロータの一部を形成している後部シャフトの内面との間には空気通路が設けられている。空気が入口から供給されて通路に沿って流れ、後部シャフトディスク内のボアを通って半径方向外側に流れて軸受を冷却すると共に冷却用蒸気からの熱の伝達から軸受を絶縁する。
請求項(抜粋):
タービンバケットを装着した複数のタービンホイールを含み、ある軸の回りで回転可能なロータと、互いに離隔され前記軸に対して同心であって冷却用媒体を前記タービンホイールの少なくとも1つのバケットに向けて1つの軸方向に搬送する第一の流路および使用後の冷却用媒体をリターンに向けて前記1つの方向とは反対の軸方向に搬送する第二の流路を規定している細長い外側チューブおよび内側チューブを有する回転可能なボアチューブアセンブリと、前記ボアチューブアセンブリの回りでそれと共に回転可能な後部シャフトと、前記後部シャフトの回りの軸受とを有するガスタービンにおいて、軸受を冷却するための冷却系であって、前記ボアチューブアセンブリの回りで同心で、前記外側チューブと前記後部シャフトとの間で軸方向に、そして前記軸受の半径方向内側に延びる冷却用通路を含んでおり、前記軸受を通過して流れるように冷却用流体を前記通路に導くための入口と、冷却用流体を受容するための出口とを含んでおり、これにより冷却用流体が前記軸受を冷却する、冷却系。
IPC (3件):
F01D 25/16 ,  F02C 7/18 ,  F16C 37/00
FI (3件):
F01D 25/16 ,  F02C 7/18 Z ,  F16C 37/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る