車両用交流発電機

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：碓氷裕彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-044899
公開番号（公開出願番号）：特開平11-285217
出願日： 1998年04月14日
公開日（公表日）： 1999年10月15日
要約：

【要約】【課題】小型、高出力、低騒音を兼ね備えた車両用交流発電機を提供する。【解決手段】車両用交流発電機の固定子は、固定子鉄心に装備された複数の導体セグメントを有する。これら導体セグメントは、スロット内において二対以上の層をなして1列のみに配列されている。このため、スロット内における電気導体の占積率を高くすることができる。しかもスロット外においては導体セグメントがスロット内における配列に対応して位置するため、径方向内側から径方向外側に向かう冷却風のための隙間が多く形成される。

請求項（抜粋）：

回転周方向に沿って交互にNS極を形成する界磁回転子と、該回転子と対向配置された固定子鉄心、及びこの固定子鉄心に装備された多相固定子巻線を備える固定子と、前記回転子と固定子とを支持するフレームとを有する車両用交流発電機において、前記界磁回転子は、前記N極および前記S極を提供する複数の爪状磁極を有するランデル型鉄心を備え、前記固定子鉄心は、積層板を貫いて延びる複数のスロットが形成された積層鉄心を備え、前記多相固定子巻線は、複数の導体セグメントを備え、これら複数の導体セグメントは、前記スロット内においては、前記スロットの深さ方向に関して内層導体および外層導体として二対以上の対をなして前記スロットの深さ方向にのみ配列され、前記スロット内に互いに絶縁して収納されており、前記スロット外においては、前記固定子鉄心の端面側に延び出して配置されており、前記界磁回転子のNS極の磁極ピッチに対応して離間する異なるスロット内の異なる層の導体を直列接続する接続パターンによってコイルエンドを形成しており、その結果前記固定子鉄心の端面側には前記接続パターンを主として繰り返すコイルエンド群が形成されており、さらに、前記コイルエンドにおける複数の前記導体セグメントは、前記フレーム内における冷却風の通風方向と交差して延びるよう配置され、前記コイルエンドにおける複数の前記導体セグメントを横切って冷却風が流れる構成が提供されることを特徴とする車両用交流発電機。

引用特許：

審査官引用 (11件)

特開平4-026345
特開昭57-003540
特開昭63-194543

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