特許
J-GLOBAL ID:200903072283880318

道路トンネル換気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-027046
公開番号(公開出願番号):特開2002-227599
出願日: 2001年02月02日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 分岐部や合流部を有するトンネルの換気状態に関する予測演算の精度を向上させ、換気設備の効率的な運用を可能にする道路トンネル換気制御装置を提供する。【解決手段】 トンネル本線と少なくとも1個の分岐部及び/又は少なくとも1個の合流部とにより構成され坑内の壁面に送風孔及び排気孔を有するトンネルダクトが設置された道路トンネルを換気制御する道路トンネル換気制御装置において、各セクション在車台数演算手段によって、道路トンネルを空気が流入し流出する複数のセクションに分割し交通量予測手段の予測結果を用いて各々のセクションに存在する車両の台数を演算し、風速分布演算手段によって、各々のセクション毎に流通する空気に適用する互いに連立する複数の運動方程式を設定し、トンネル外圧力設定手段、送排風量設定手段、及び各セクション在車台数演算手段の出力結果を用いて互いに連立する複数の運動方程式を解き道路トンネル内の風速分布を演算する。
請求項(抜粋):
トンネル本線と少なくとも1個の分岐部及び/又は少なくとも1個の合流部とにより構成され坑内の壁面に送風孔及び排気孔を有するトンネルダクトが設置された道路トンネルを換気制御する道路トンネル換気制御装置において、前記トンネルの坑口外の圧力を設定するトンネル外圧力設定手段と、前記トンネルダクトの送排風量を設定する送排風量設定手段と、前記トンネル本線への流入交通量、前記分岐部からの流出交通量、及び前記合流部への流入交通量等の交通量を計測する交通量計測装置と、前記交通量計測装置が設置されている地点の交通量を予測する交通量予測手段と、前記道路トンネルを空気が流入し流出する複数のセクションに分割し、前記交通量予測手段の予測結果を用いて前記複数のセクションの各々のセクションに存在する車両の台数を演算する各セクション在車台数演算手段と、前記複数のセクションの各々のセクション毎に流通する空気に適用する互いに連立する複数の運動方程式を設定し、前記トンネル外圧力設定手段、前記送排風量設定手段、及び前記各セクション在車台数演算手段の出力結果を用いて互いに連立する前記複数の運動方程式を解き前記道路トンネル内の風速分布を演算する風速分布演算手段と、を備えたことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。
IPC (2件):
E21F 1/00 ,  F24F 7/06
FI (2件):
E21F 1/00 A ,  F24F 7/06 F
Fターム (3件):
3L058BD00 ,  3L058BE08 ,  3L058BG04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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