特許
J-GLOBAL ID:200903072286554420

車両用駆動装置及びその駆動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169605
公開番号(公開出願番号):特開平9-023509
出願日: 1995年07月05日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の駆動力を発電機を介して電力に変換する時、全てを電力に変換しないで、回転エネルギーを一部、ダイレクトに走行駆動側へ伝達する駆動装置を小型、軽量化する。【構成】 T-Sコンバータ1000内には同一軸上に配置された第2ロータ1210、第1ロータ1310、ステータ1410が設けられており、第1ロータ1310には、第2ロータ1210、ステータ1410と対向するようにして磁気回路を形成する界磁磁石1220、1420が構成されており、第1ロータと第2ロータ、ステータ間で相互電磁作用を行って回転数とトルクを制御する。このとき第2ロータに電力を供給するためのトランス機構1800がシャフト1213とハウジング1710との間で非接触な形で形成されているため、第2ロータに対するインバータ200からの電力の供給、受給の効率化が図られる。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力を入力する入力軸と、連結される負荷出力に対し出力する出力軸を備え、前記負荷出力に対し所定の駆動トルク及び回転数を出力制御する駆動装置において、前記駆動装置は、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記内燃機関からの出力を前記負荷出力に伝達する相対回転可能な第1及び第2の回転子と、前記ハウジングに固定される第1の固定子及び第2の固定子とを備えるとともに、前記第1の回転子と、前記第1の固定子との間には第1のエアギャップが形成されるとともに相互電磁誘導を行う第1の対向面及びその磁束が通る第1の磁気回路が設けられ、前記第1と第2の回転子との間には第2のエアギャップが形成されるとともに相互電磁誘導を行う第2の対向面及びその磁束が通る第2の磁気回路が設けられ、前記第2の回転子と前記第2の固定子との間には第3のエアギャップが形成されるとともに相互電磁誘導を行う第3の対向面及びその磁束が通る第3の磁気回路が設けられるとともに、前記第1の固定子には、前記第1の回転子との相対角速度及びトルクを通電制御可能な第1のコイルが巻装され、前記第1の磁気回路とともに第1の回転電機を構成し、前記第2の回転子には、前記第1の回転子との相対角速度及びトルクを通電制御可能な第2のコイルが巻装され、前記第2の磁気回路とともに第2の回転電機を構成し、前記第2の固定子と、前記第2の回転子にはそれぞれ相互電磁誘導を起こす1次側となる第3のコイル及び2次側となる第4のコイルが巻装され、前記第3の対向面及び第3の磁気回路とともに1次側と2次側が相対回転可能なトランス機構を構成し、前記第1のコイルと蓄電手段間に設けられ、前記第1の固定子と第1の回転子間との作用トルクに応じた電力を授受可能に制御する第1のインバータと、前記第2のコイルと蓄電手段間に設けられ、前記両回転子の角速度の差に応じた電力を授受可能に制御する第2のインバータと、前記両インバータの通電タイミングを制御する制御装置を備え、前記第2のインバータと前記第2のコイルの間に前記トランス機構が設けられた事を特徴とする車両用駆動装置。
IPC (4件):
B60L 11/14 ,  B60K 17/04 ,  H02K 7/18 ,  H02K 21/12
FI (4件):
B60L 11/14 ,  B60K 17/04 G ,  H02K 7/18 B ,  H02K 21/12 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公昭51-045738
  • 特開昭49-004106
  • ハイブリッド車両の駆動伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-187280   出願人:株式会社エクォス・リサーチ
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