特許
J-GLOBAL ID:200903072306433136

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239074
公開番号(公開出願番号):特開平11-065358
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 2個のヒータにより定着ローラの加熱を行なう定着装置において、簡単な構成によって各ヒータの断線を的確且つ迅速に把握し、一方のヒータが断線しても高品質の定着動作を継続実行することが可能な定着装置を提供する。【解決手段】 ヒータ3とヒータ4が共に点灯される第1の加熱状態、ヒータ3のみが点灯される第2の加熱状態、及びヒータ4のみが点灯される第3の加熱状態について、サーミスタ5により、定着ローラ2の基準時間に対する第1の温度上昇値、第2の温度上昇値及び第3の温度上昇値が、予め検出されてCPU8に格納され、定着ローラ2の温度がコピー可能温度以下で、サーミスタ5が検出する定着ローラ2の基準時間に対する温度上昇測定値が、第2の温度上昇値及び第3の温度上昇値に基づき演算処理されて、ヒータ3とヒータ4の異常断線が判定され、オペレータは、何れのヒータの断線かを迅速適確に把握し定着動作に適切に対応可能になる。
請求項(抜粋):
それぞれ定着ローラの全面を加熱する第1のヒータ及び第2のヒータを具備し、記録用紙にトナー像を加熱定着させる定着手段と、該定着手段の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段によって、前記定着手段の温度がコピー可能温度以下であると検出されると、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを点灯して、前記定着手段の温度を上昇させ、前記定着手段の温度がコピー可能温度に達していると検出されると、前記第1のヒータのみを点灯-消灯制御することにより、前記定着手段の温度をコピー可能温度に維持する加熱制御手段とを備えた定着装置であり、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータが点灯される第1の加熱状態、前記第1のヒータのみが点灯される第2の加熱状態、及び前記第2のヒータのみが点灯される第3の加熱状態のそれぞれで、前記温度検出手段により予め検出される前記定着手段の基準時間に対する第1の温度上昇値、第2の温度上昇値、及び第3の温度上昇値がそれぞれ格納される基準温度情報記憶手段と、前記定着手段の温度がコピー可能温度以下であると、前記温度検出手段により検出される前記定着手段の前記基準時間に対する温度上昇測定値が格納される測定温度情報記憶手段と、該測定温度情報記憶手段から読み出される前記温度上昇測定値を、前記基準温度情報記憶手段から読み出される前記第2の温度上昇値及び前記第3の温度上昇値に基づいて演算処理し、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータの異常断線の判定を行なう断線判定手段とを有することを特徴とする定着装置。
IPC (5件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 102 ,  G05D 23/19 ,  H05B 3/00 320 ,  H05B 3/00 370
FI (5件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 102 ,  G05D 23/19 C ,  H05B 3/00 320 B ,  H05B 3/00 370
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 定着ヒータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-023089   出願人:株式会社リコー
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-026647   出願人:ミノルタ株式会社
  • 特開昭60-217380
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