特許
J-GLOBAL ID:200903072359929656

含フッ素グラフト共重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365141
公開番号(公開出願番号):特開平11-181032
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性の含フッ素共重合体エラストマーであって、約280°C以上といった高温域での耐圧縮永久歪特性にすぐれた成形物を与えることができ、従ってシール材の成形材料などとして好適に使用し得るものの製造法を提供する。【解決手段】 飽和含ヨウ素化合物または含ヨウ素臭素化合物の存在下に、フッ素化単量体およびプロピレンからなる群から選ばれた少なくとも2種のモノマーを共重合させ、得られた共重合体に更にテトラフルオロエチレンおよび一般式 CF2=CFOCX2(CF2)pY (X:H,F、Y:H,F、p:0〜3)で表わされるポリフルオロビニルエーテルをグラフト共重合反応させ、含フッ素グラフト共重合体を製造する。その際、飽和含ヨウ素化合物または含ヨウ素臭素化合物と共に、不飽和含ヨウ素化合物または不飽和含臭素化合物を併用することもできる。
請求項(抜粋):
一般式 RIn (ここで、Rはフルオロ炭化水素基、クロロフルオロ炭化水素基、クロロ炭化水素基または炭化水素基であり、nは1または2である)で表わされる飽和含ヨウ素化合物または一般式 InBrmR (ここで、Rはフルオロ炭化水素基、クロロフルオロ炭化水素基、クロロ炭化水素基または炭化水素基であり、nおよびmはいずれも1または2である)で表わされる含ヨウ素臭素化合物の存在下に、フッ素化単量体およびプロピレンからなる群から選ばれた少なくとも2種のモノマー混合物を共重合させ、得られた共重合体に更にテトラフルオロエチレンおよび一般式 CF2=CFOCX2(CF2)nY (ここで、Xは水素原子またはフッ素原子であり、Yは水素原子またはフッ素原子であり、nは0または1〜3の整数である)で表わされるポリフルオロビニルエーテルをグラフト共重合反応させることを特徴とする含フッ素グラフト共重合体の製造法。
IPC (5件):
C08F259/08 ,  C08K 5/14 ,  C08L 51/00 ,  C09K 3/10 ,  C08F214:18
FI (4件):
C08F259/08 ,  C08K 5/14 ,  C08L 51/00 ,  C09K 3/10 M
引用特許:
審査官引用 (2件)

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