特許
J-GLOBAL ID:200903072396719920

液晶表示装置の製造方法、及びこれに用いる治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016866
公開番号(公開出願番号):特開平9-211472
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 液晶セルを構成する二枚の基板間のギャップを各所で均一にする。【解決手段】 液晶セル19を構成する二枚の基板13a,13b間に液晶封止空間を形成するためのシール剤3、及び二枚の基板13a,13b間に配されているスペーサ5がセル押圧工程でいずれも押圧されてからの、同一荷重に対するシール剤3の変形量とスペーサ5の変形量とが同じになるよう、シール剤3に混入する充填剤4aの濃度を予め定める。そして、シール剤塗布工程では、予め定めた濃度分充填剤4aを混入させたシール剤3を用いる。この結果、セル押圧工程で、二枚の基板13a,13bは互い平行な状態を維持したまま、両者の間隔が狭まり、基板間のギャップ11を各箇所において均一にすることができる。
請求項(抜粋):
二枚の配向膜付き基板が向い合い、両配向膜間に液晶が封止されている液晶表示装置で、所定の処理で硬化するシール剤を、二枚の前記配向膜付き基板のうち一方の基板の他方の基板と向い合う面で且つ外周側にリング状に塗布するシール剤塗布工程と、二枚の前記基板の各配向膜間にスペーサを配するスペーサ散布工程と、二枚の前記基板を互いに重ね合わせて液晶セルを形成し、一方の基板を他方の基板に向かって、基板全体に均一荷重を掛けて、二枚の基板の配向膜相互間のギャップが目標ギャップ量になるまで、該液晶セルを押圧するセル押圧工程と、前記シール剤に対して前記所定の処理を施して、該シール剤を硬化させるシール剤硬化工程と、を有する液晶表示装置の製造方法において、試験によって、前記シール剤に充填剤を混入した際の、該充填剤の濃度に応じた所定荷重に対する該シール剤の変形量を調べておき、前記セル押圧工程で、該シール剤及び該スペーサがいずれも押圧されてからの、同一荷重に対する該シール剤の変形量と該スペーサの変形量とが同じになる該充填剤の濃度を定め、前記シール剤には、前記充填剤を予め定めた前記濃度分混入し、前記シール剤塗布工程では、該充填剤が混入した該シール剤を用いることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
IPC (2件):
G02F 1/1339 505 ,  G02F 1/1339 500
FI (2件):
G02F 1/1339 505 ,  G02F 1/1339 500
引用特許:
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る