特許
J-GLOBAL ID:200903072413933605

金属の浸炭方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤木 誠一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352428
公開番号(公開出願番号):特開平9-184057
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 従来の金属の浸炭方法では、処理時間が長くコスト高である欠点があった。本発明の目的は上記の欠点を除くようにした金属の浸炭方法を得るにある。【解決手段】 本発明の金属の浸炭方法においては、熱処理炉内に炭化水素ガスと酸化性ガスとを導入するに際し、炭化水素ガスは中圧、少量ならしめる。炭化水素ガスと酸化性ガスの量を増減してカーボンポテンシャルの高低の移行時間と勾配を制御する。浸炭処理時、被処理品に析出した炭化物が粗大化しない程度に高いカーボンポテンシャルにおいて保持時間を設け、析出した炭化物を固溶させるために低いカーボンポテンシャルにおいて保持時間を設ける。ガス供給管には中圧の酸化性ガスをフラッシュしてススによる目詰まりを防止する。予熱ゾーン中の変成管内に中圧の炭化水素ガスと高圧の酸化性ガスとを加え、扉開閉によって炉内成分の乱れを防ぐようにする。ガス供給管の総てに各サイクル毎に同時期に中圧CO2 を吹き込んでスス払いを行なうと共に、炉内のCOの不足を防ぐようにする。
請求項(抜粋):
熱処理炉内に炭化水素ガスと酸化性ガスとを導入する金属の浸炭方法において、初期雰囲気形成のために、炭化水素ガスを中圧、少量導入することを特徴とする金属の浸炭方法。
IPC (3件):
C23C 8/20 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/28
FI (3件):
C23C 8/20 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/28
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 真空浸炭方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-330688   出願人:日本精工株式会社
  • 特開昭53-015231
  • 鋼の迅速浸炭法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-233979   出願人:同和鉱業株式会社
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