特許
J-GLOBAL ID:200903072471843144

インクジェットプリンタヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-309300
公開番号(公開出願番号):特開平9-141879
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 インクジェットプリンタヘッドの製造工程における基板と天板とを接着するときに、接着剤が毛細管現象により基板に形成した溝内に入り込むことを防止する。【解決手段】 基板2に形成した溝8の密度が4本/mm以上の高密度のインクジェットプリンタヘッド1を製造するとき、粘度が2000cps以上の高粘度の接着剤17を転写部材16に薄く均一に塗布し、この転写部材16における接着剤17を塗布した面を基板2の接着面又は天板の接着面に当接させてその接着剤17を接着面に転写し、転写した接着剤17を介して基板2と天板とを接合させて接着する。接着剤17を介して基板2と天板とを接合させたとき、接着剤17が高粘度であるため、毛細管現象による溝8内への接着剤17の入り込みが起こらない。
請求項(抜粋):
板厚方向に分極させた少なくとも1枚の圧電部材を含む基板と、この基板に交互に形成した少なくとも一部が前記圧電部材からなる多数の側壁とこれらの側壁間に位置する4本/mm以上の溝と、前記側壁に設けた電極と、前記溝の上部を覆う天板と前記溝の正面部を覆うノズル板とを前記基板に接着して形成した多数の圧力室とを有するインクジェットプリンタヘッドの製造方法において、粘度が2000cps以上の高粘度の接着剤を転写部材に薄く均一に塗布し、この転写部材における接着剤を塗布した面を前記基板と前記天板とを接着するそれぞれの接着面のいずれか一方に当接させてこの接着剤を接着面に転写し、転写した接着剤を介して前記基板と前記天板とを接合させて接着したことを特徴とするインクジェットプリンタヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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