特許
J-GLOBAL ID:200903072474908360

オーバーフローダウンドローガラス成形方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-545954
公開番号(公開出願番号):特表2009-519884
出願日: 2006年12月13日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
本発明は、板ガラスを成形するための改良された方法および装置を開示するものである。一実施形態において、本発明では、不可避的に発生する熱クリープが成形構造のガラスの流量特性に対して及ぼす影響が最小限になるような方法で、成形構造への応力に対する反作用力を導入する。
請求項(抜粋):
ウェッジ形状の板成形構造に取り付けられた側面を有する溶融ガラスを受けるための樋を有する、板ガラスを成形するための装置であって、前記ウェッジ形状の板成形構造が、前記ウェッジの底で収束する、下方向に傾斜している側面を有し、よって溶融ガラスが、前記樋の側面からオーバーフローして前記ウェッジ形状の板成形構造の下方向に傾斜している側面を流下し、前記ウェッジの底で融合する際に、ガラス板が成形されるように構成された装置において、 a)前記成形構造の流入口端に位置する少なくとも1つの流入口端圧縮ブロックであって、前記成形構造の底端に配置される流入口端圧縮ブロックと、 b)前記成形構造の流入口端圧縮ブロックとは反対側の端に位置する少なくとも1つの遠端圧縮ブロックであって、前記成形構造の底端に配置される遠端圧縮ブロックと、 c)前記成形構造の流入口端の底が熱クリープによって長手方向に変形するように前記流入口端圧縮ブロックに力を印加する流入口端力印加装置と、 d)前記成形構造の遠端の底が熱クリープによって長手方向に変形するように前記遠端圧縮ブロックに力を印加する第1の遠端力印加装置と、を備え、 前記力印加装置が、前記成形構造の頂部よりも熱クリープに対する耐性の高い前記成形構造の底が、熱クリープによって前記成形構造の頂部と同じ大きさだけ長手方向に変形するように、前記成形構造の底が前記成形構造の頂部よりも実質的に大きく圧縮されるように、前記それぞれの圧縮ブロックに対して対向する長手方向に力を印加し、 よって熱クリープに起因する前記成形構造の変形が、前記ガラス板の厚さのばらつきに対して及ぼす影響が最小限であるようなものであることを特徴とする装置。
IPC (1件):
C03B 17/06
FI (1件):
C03B17/06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許第3,338,696号明細書
  • 米国特許第3,682,609号明細書
  • 米国特許第3,451,798号明細書
審査官引用 (2件)

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