特許
J-GLOBAL ID:200903072547927911

3次元空間データの高速表示方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349074
公開番号(公開出願番号):特開平5-266213
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は生成画像の劣化を最小限にして、広域に渡る大量の空間データの任意指定部分を高速に表示する方式を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、複雑な3次元形状をもつオブジェクトを指定されたいくつかのレベルの精度で近似する階層簡略化と空間データ管理の工夫により、視点を与えられた際、動的に必要最小限のデータを選択するようにしたものである。【効果】 本発明によれば、視点が与えられた際、表示に必要な区分領域とその簡略モデルの動的選択を行うことで、生成3次元画像の劣化を防ぎ、描画すべき画数を効果的に減少させることができるため高速な表示が行える。
請求項(抜粋):
3次元空間データ中で任意に指定された視野範囲の3次元シーンを高速で画面上に表示する3次元空間データの高速表示方式において、前記3次元空間データ中に存在する遮閉面を抽出し、該3次元空間データ中に存在する3次元物体を前記遮閉面にて分割された領域毎に管理する第1の管理手段と、前記3次元空間データを階層的に分割し、3次元物体を分割された領域毎に管理する第2の管理手段と、前記3次元物体データを詳細度毎に階層化して管理する第3の管理手段とを有し、任意の視野範囲が指定された際に、視点と前記遮閉面との位置関係から、前記第1の管理手段を基に表示すべき空間領域を限定する手段と、視点位置から前記空間領域の階層を選択し、前記第2の管理手段を基に視野範囲に含まれる領域を抽出する手段と、前記抽出された領域内部の3次元物体の詳細度を視点からの距離に応じて決定し、前記第3の管理手段に基づいて表示する手段と、を有することを特徴とする3次元空間データの高速表示方式。
IPC (2件):
G06F 15/72 450 ,  G06F 3/153 320

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