特許
J-GLOBAL ID:200903072548247400

水蒸気改質器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-291068
公開番号(公開出願番号):特開2004-123464
出願日: 2002年10月03日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】熱効率を向上させた水蒸気改質器を提供する。【解決手段】改質器2の燃焼器の燃焼排ガスの排気通路3の一部を改質器の外周部に円管状の下降通路7として形成する。燃焼排ガスの下降通路7の外周には、改質反応に用いられる水を予熱する給水予熱部4が円管状に形成され、また下降通路7の内周には、加水原料ガスを予熱する原料予熱部9が円管状に形成されている。また下降通路7には燃焼排ガスが改質器のに軸方向下向きに流れ、給水予熱部と原料予熱部には水と加水原料ガスをそれぞれ上向きに流す。こうすることにより、燃焼排ガスの顕熱を低い温度まで水の加熱に利用でき、改質器の効率を一層向上させることができる。また、燃焼排ガスと水との温度差を大きくとることができるので、熱の伝達効率を向上できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
炭化水素系燃料と水を原料として改質触媒により水蒸気改質して水素を主成分とする改質ガスを製造する水蒸気改質器において、改質器の中心部に設けた燃焼器の燃焼排ガス用の排気通路を、改質器の上部において水平かつ円環状に広がる中間通路と、該中間通路の外周に形成した下降通路とにより少なくとも構成し、外部から供給された水を湿り蒸気とする給水予熱部を前記下降通路の外周に隣接させて設け、外部から供給された原料ガスとしての炭化水素系燃料に前記湿り蒸気を加えた加水原料ガスを前記改質触媒に導くまでに前記燃焼排ガスの熱を利用して加熱する原料予熱部を少なくとも前記中間通路または前記下降通路に隣接するように設け、前記改質触媒により改質された改質ガスを冷却する冷却通路を前記原料予熱部の内側に隣接させて円管状に設け、前記給水予熱部には前記下降通路を通る燃焼排ガスの流れに対向させて水を流し、前記原料予熱部には前記冷却通路を通る改質ガスの流れに対向させて加水原料ガスを流すことを特徴とする水蒸気改質器。
IPC (3件):
C01B3/38 ,  C01B3/48 ,  C10K3/04
FI (3件):
C01B3/38 ,  C01B3/48 ,  C10K3/04
Fターム (16件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EB03 ,  4G140EB04 ,  4G140EB14 ,  4G140EB33 ,  4G140EB35 ,  4G140EB42 ,  4G140EB44 ,  4G140EB46 ,  4H060AA02 ,  4H060BB01 ,  4H060BB11 ,  4H060BB12 ,  4H060FF02 ,  4H060GG02
引用特許:
審査官引用 (12件)
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