特許
J-GLOBAL ID:200903072566298674

遺伝子突然変異検出用トランスジェニックマウス及び遺伝子突然変異試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106766
公開番号(公開出願番号):特開平9-289842
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、低頻度の欠失変異を特異的に検出できる遺伝子変異検出用トランスジェニックマウスを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明のトランスジェニックマウスの外来遺伝子に、少なくとも二つの隣接する遺伝子から構成され、これら二つの遺伝子にわたり欠失を有した配列を保持した原核細胞のみ適当な培養条件下で成育させることができる欠失変異検出用遺伝子群を備えて、前記トランスジェニックマウスを試験物質に暴露させた後、該トランスジェニックマウスより回収した前記外来遺伝子を原核細胞に導入し、適当な培養条件下で成育させることにより、前記欠失遺伝子群における欠失変異を特異的に検出することができる。
請求項(抜粋):
突然変異原性の試験物質に暴露させて、前記試験物質の突然変異原性の有無をその配列の変異として判定できる複数のマーカー遺伝子を含む外来遺伝子が組み込まれたトランスジェニックマウスであって、前記外来遺伝子には、原核細胞内で複製可能な複製開始点が含まれ、前記マーカー遺伝子の少なくとも二つが、外来遺伝子配列上で隣接し配置され、これら少なくとも二つのマーカー遺伝子にわたり欠失を有する配列を保持した原核細胞のみを適当な培養条件下で選択的に成育させることができる欠失変異検出遺伝子群を構成し、該トランスジェニックマウスに突然変異原性の試験物質を暴露させた後、該トランスジェニックマウスより回収した前記外来遺伝子を原核細胞に導入して、適当な培養条件下で成育させることにより、前記欠失変異検出遺伝子群にわたり欠失変異を有する外来遺伝子のみ検出可能であることを特徴とする遺伝子突然変異検出用トランスジェニックマウス。
IPC (2件):
A01K 67/027 ,  C12N 15/09
FI (2件):
A01K 67/027 ,  C12N 15/00 A

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