特許
J-GLOBAL ID:200903072615683775

油化触媒およびこれを用いた低沸点炭化水素油の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-127468
公開番号(公開出願番号):特開平9-313944
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】廃プラスチック材または廃ゴム材等の有機高分子に、塩素系のものが含まれていても塩素などによる不具合を抑制して効果的に使用できる新規な金属ハロゲン化物油化触媒、およびその油化触媒を利用して低沸点炭化水素油の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】プラスチック材またはゴム材等の有機高分子から低沸点炭化水素油の製造に用いられる油化触媒であって、2〜10nmの範囲内でかつ均一な径の細孔を多数有する無機酸化物のメソポア担体と、該メソポア担体の少なくとも細孔内表面に存在する官能基に結合した金属ハロゲン化物とからなることを特徴とする油化触媒。プラスチック材またはゴム材等の有機高分子を熱分解させる熱分解工程と、該熱分解により発生した蒸気状の生成物をクラッキングさせるクラッキング工程とからなり、該熱分解工程および該クラッキング工程の少なくともいずれか一方を前記した油化触媒を固体酸触媒として作用させる低沸点炭化水素油の製造方法。
請求項(抜粋):
プラスチック材またはゴム材等の有機高分子から低沸点炭化水素油の製造に用いられる油化触媒であって、2〜10nmの範囲内でかつ均一な径の細孔を多数有する無機酸化物のメソポア担体と、該メソポア担体の少なくとも細孔内表面に存在する官能基に結合した金属ハロゲン化物とからなることを特徴とする油化触媒。
IPC (4件):
B01J 29/035 ,  B01J 35/10 301 ,  C08J 11/10 ZAB ,  C10G 1/10
FI (4件):
B01J 29/035 M ,  B01J 35/10 301 A ,  C08J 11/10 ZAB ,  C10G 1/10

前のページに戻る