特許
J-GLOBAL ID:200903072695800980

土留め矢板の支持方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 英昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164477
公開番号(公開出願番号):特開平8-004009
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 従来、埋設物のため溝掘削して矢板を建て込み、支保工材で矢板を支持するやり方は、矢板と支保工材との間に隙間ができるだけでなく、組立,撤去時に作業員が溝内に入るので危険であり、能率が悪かったので、この欠点を解消した土留め矢板の支持方法及びその装置を提供する。【構成】 腹起し材51を伸縮繋ぎ材53と旋回切梁52とで箱形に連結した枠組装置50である。この枠組装置50を掘削された溝内に設置し、腹起し材51にそって矢板を建て込みながら、所定の深さまで溝を掘削し、上下の旋回切梁52を順次旋回させてかわしつつ、埋設物(パイプ59)を溝底に降ろし、埋設する。
請求項(抜粋):
下記工程から成る土留め矢板の支持方法。(1) 地盤に所定の深さの溝を掘削する工程、(2) 左右一対で上下2段に腹起し材が配設され、その両端が左右及び上下に旋回する、旋回切梁と伸縮式繋ぎ材とでそれぞれ連結された枠組装置の、枠組の高さを調節して設置する工程、(3) 前記枠組装置の腹起し材の外側に矢板を建て込み、背面の隙間を土砂で埋め戻す工程、(4) 溝をさらに掘削しつつ、前記矢板を押し込み、所定の深さまで掘り下げる工程、(5) 上段の旋回切梁を90度旋回させ、埋設物を腹起し材の間に吊り降ろす工程、(6) 旋回された前記上段の旋回切梁をもとの位置に戻し、下段の旋回切梁を90度旋回させ、前記埋設物を溝底の所定の位置に設置する工程、(7) 前記下段の旋回切梁をもとの位置に戻し、前記埋設物を土砂で枠組装置の下まで埋戻す工程、(8) 前記旋回切梁をゆるめ、枠組装置を撤去する工程、(9) 溝の残りの部分を全部土砂で埋戻し、矢板を引抜いた後、埋戻し面を転圧し、表面をもとの地盤と同一面にする工程。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭58-073623
  • 特開昭58-073623
  • 特公昭58-048692
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