特許
J-GLOBAL ID:200903072701397211

四重極イオントラップ内の選択イオン種を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160446
公開番号(公開出願番号):特開平9-005298
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【課題】イオントラップ内で分離されたイオン種のスムースで鋭い中心ピークを得るのに必要な時間を短縮する。【解決手段】四重極イオントラップ質量スペクトロメータ内に選択的に保存SRETA単一イオン種のイオンを検出するための方法が開示される。選択イオン種が分離された後,トラッピングフィールドが急速に変更され,イオンは従来の検出器を使って検出される軸線方向へ向かってイオントラップを離れる。好適に,トラッピングフィールドの減少と同時にダイポールパルスが印加され,その結果すべてのイオンが従来の方法に比べ約2倍のイオンカレントでひとつの方向にトラップを離れることができる。本発明に係る方法により,すべてのイオンが従来の共鳴放出スキャンに比べ約20倍の速さの間隔で放出され,信号電流内に周波数ビートによるノイズはなくなる。
請求項(抜粋):
四重極イオントラップ質量スペクトロメータを使用する方法であって,イオントラップ内で選択イオン種を分離する段階と,分離されたイオン種がもはやトラッピングフィールド内に安定にトラップされ得ないように,トラッピングフィールドパラメータを急速に変化させる段階と,外部検出器を使用して不安定イオンを検出する段階と,から成る方法。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  H01J 49/34
FI (2件):
G01N 27/62 L ,  H01J 49/34
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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