特許
J-GLOBAL ID:200903072735723290
多気筒エンジンの排気装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-245995
公開番号(公開出願番号):特開平8-109828
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 多気筒エンジンに切換弁付き排気装置を採用したとしても排気管の総重量が軽くて済むとともに製造コストも低く抑えることができるようにする。【構成】 気筒毎の排気通路に、上下の分岐通路のうち一方を選択する弁体付き排気通路切換弁12をそれぞれ介装する。各弁体にエンジン運転状態に応じて同方向へ回して分岐通路を切換える制御装置10を接続する。各排気通路切換弁12の上側分岐通路同士を低回転域用排気管20に接続し、下側分岐通路同士を高回転域用排気管21に接続した。膨張室は気筒数に係わりなく低回転域用と高回転域用との2つで済み、軽量で低コストである。
請求項(抜粋):
多気筒エンジンの気筒毎の排気通路に、1つの入口に2つの出口を連通させてなる二股状の通路がバルブボディ内に形成されかつこの通路の分岐部分に前記入口から2つの出口に至る2つの分岐通路のうち何れか一方を選択してこれを連通状態とする弁体を備えた排気通路切換弁を、前記入口を上流側としてそれぞれ介装し、これらの排気通路切換弁の各々の弁体にエンジン運転状態に応じて分岐通路を切換える制御装置を接続するとともに、2つの出口のうち一方と他方を、排気の圧力波を利用してエンジン出力を高める構造の排気管であってエンジン回転域が低回転域のときに適合する低回転域用排気管と、エンジン回転域が高回転域のときに適合する高回転域用排気管とに接続してなり、これらの2種類の排気管のそれぞれを、気筒毎の排気通路を集合させ共通の膨張室に連通させる構造としたことを特徴とする多気筒エンジンの排気装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-285618
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特開平4-153523
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内燃機関の排気装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-212202
出願人:日産自動車株式会社
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