特許
J-GLOBAL ID:200903072739677030
印刷物の測色方法および測色装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-338092
公開番号(公開出願番号):特開2002-202191
出願日: 2001年11月02日
公開日(公表日): 2002年07月19日
要約:
【要約】【課題】 測色時に用いた光源とは異なる光源下で印刷物を観察した場合にも、正しい色の評価基準を得る。【解決手段】 蛍光増白剤を含む用紙に印刷された印刷物について、測色時に用いた光源とは異なる光源下で観察した場合にも、正しい色の評価基準を提示できるようにする。予め、光源Tの下における用紙の分光反射率Pt(λ)と、光源Uの下における用紙の分光反射率Pu(λ)とを測定し、蛍光増白剤に起因する差成分をFp(λ)=Pu(λ)- Pt(λ)なる演算で求めておく。網点面積率Sの印刷物について、光源Tの下における分光反射率Rt(λ,S)を実測し、この実測値に対して、差成分Fp(λ)のうちの網点面積率Sに応じた有効成分を加える補正を行い、光源Uの下における推定分光反射率Rtu(λ,S)を求める。XYZ三刺激値についても同様の推定を行うことができる。
請求項(抜粋):
蛍光増白剤を含む用紙に印刷された印刷物について、所定の照明環境下での分光反射率を求めるための測色方法であって、第1の照明環境下における前記用紙の分光反射率Pt(λ)と、第2の照明環境下における前記用紙の分光反射率Pu(λ)と、を測定する第1のステップと、前記分光反射率Pu(λ)から前記分光反射率Pt(λ)を減じた差を、前記用紙に関しての蛍光増白剤に起因する差成分Fp(λ)として演算する第2のステップと、前記印刷物における測色対象領域について、前記第1の照明環境下における分光反射率Rt(λ)を測定する第3のステップと、前記分光反射率Rt(λ)に対して、前記差成分Fp(λ)に基づく補正を行うことにより、前記測色対象領域についての前記第2の照明環境下における推定分光反射率を演算する第4のステップと、を有することを特徴とする印刷物の測色方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01J 3/46 Z
, B41F 33/14 G
Fターム (11件):
2C250EA21
, 2C250EB16
, 2C250EB32
, 2C250EB34
, 2C250EB37
, 2G020AA08
, 2G020DA12
, 2G020DA22
, 2G020DA34
, 2G020DA43
, 2G020DA63
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
測色方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-333157
出願人:富士写真フイルム株式会社
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