特許
J-GLOBAL ID:200903072771330645

プライマ-なしで接着が可能な液体射出成形シリコ-ンエラストマ-

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-042453
公開番号(公開出願番号):特開平11-323134
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ある種の基材には接着するが他のものには接着しない液体射出成形可能なシリコーンを調製することは、相反する性能のために、シリコーン調合分野で常に問題となっている。【解決手段】 少なくとも1個の有機置換基を有し、四価でカチオン性の窒素を含む窒素化合物を配合することによって、エラストマー性のシリコーン組成物、付加硬化した射出成形可能な組成物の圧縮永久歪が低下する。このような組成物の熱硬化または熱可塑性ポリマー基材に対する接着は、ビス(トリメトキシシリルプロピル)フマレートと、ジシラノールとを添加することによって改良される。このような組成物の潤滑性は、組成物の接着性に悪影響を与えずシロキサン系ポリマーの添加により改良される。
請求項(抜粋):
1)シリコーンエラストマー、2)カチオン性有機窒素化合物の塩、3)ビス(トリメトキシシリルプロピル)フマレート、および4)式【化1】[式中、RA1、RA2、RA3およびRA4は各々が独立して炭素原子1〜40個の一価の有機基であり、RA5は炭素原子2〜40個の一価のオレフィン性有機基であり、y′は0〜約50の範囲であり得、x′は0または1〜約100の範囲であり得、アルケニル含量はy′が0のときの0からy′が0より大きいときの約25重量%までの範囲である]を有するシラノールで末端が停止したポリマーを含む硬化性シリコーンエラストマー組成物であって、当該組成物が、さらに5)当該硬化性エラストマー組成物に可溶であり、当該硬化性組成物が硬化したときの方が当該硬化性エラストマー組成物に対する溶解性が低く、そのため当該硬化した組成物からにじみ出るシリコーンを含んでおり、かつ、硬化したシリコーンエラストマーの圧縮永久歪が前記窒素化合物を含まない硬化したシリコーンエラストマーの圧縮永久歪より小さいことを特徴とする前記硬化性シリコーンエラストマー組成物。
IPC (6件):
C08L 83/04 ,  C08K 5/11 ,  C08K 5/19 ,  C08K 5/34 ,  C08L 83/05 ,  C08L 83/07
FI (6件):
C08L 83/04 ,  C08K 5/11 ,  C08K 5/19 ,  C08K 5/34 ,  C08L 83/05 ,  C08L 83/07
引用特許:
出願人引用 (15件)
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審査官引用 (19件)
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