特許
J-GLOBAL ID:200903072797934573

密閉型電池用防爆封口板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169663
公開番号(公開出願番号):特開平10-021892
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】薄い2枚の金属箔をレーザー溶接などにより支障なく溶着することのできる構成を備えた密閉型電池用防爆封口板およびその製造方法を提供する。【解決手段】2枚の金属箔11,12を上下に配して設ける。上部金属箔11に中央部分が下方へ向け膨出した可撓性を有する凹状部11aを設ける。下部金属箔12に、中央部分が上方へ向け膨出した可撓性を有する凸状部12aを設け、この凸状部12aに、電池内圧が所定値に上昇したときに破断する破断強度に設定された環状の易破断部12bを形成する。両金属箔11,12の各々の周縁部分を、リング状の絶縁ガスケット13を介在して積重固定する。両金属箔11,12は、凹状部11aの先端部位と易破断部12bの内方であって凸状部12aの先端部位とを互いに溶着した接続部Sを介して電気的に導通する。
請求項(抜粋):
電池の開口部に対し上下に配して設けられる上部および下部の2枚の金属箔を備え、前記上部金属箔に、中央部分が下方へ向け膨出した可撓性を有する凹状部が設けられ、前記下部金属箔に、中央部分が上方へ向け膨出した可撓性を有する凸状部と、電池の内部圧力が所定値に上昇したときに破断する破断強度に設定された易破断部とが設けられ、前記両金属箔の各々の周縁部分が、リング状の絶縁ガスケットを介在して積重固定されているとともに、前記両金属箔が、前記凹状部の先端部位と前記易破断部の内方であって前記凸状部の先端部位とが互いに圧接され、且つその圧接部が溶着されてなる接続部を介して電気的に導通されていることを特徴とする密閉型電池用防爆封口板。
IPC (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 ,  H01M 2/08
FI (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/04 F ,  H01M 2/08 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 密閉型電池用防爆封口板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-153768   出願人:松下電器産業株式会社
  • 密閉型電池用防爆封口板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-241112   出願人:松下電器産業株式会社
  • 防爆形密閉電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-276070   出願人:日立マクセル株式会社
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