特許
J-GLOBAL ID:200903072802097251
内燃機関のバルブタイミング制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-347680
公開番号(公開出願番号):特開2000-170510
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 ロック機構の油圧回路の構造の簡素化を図り、製造作業能率の向上とコストの低減を図る。【解決手段】 タイミングスプロケット1と相対回転可能なベーン3を、進角側油圧室32と遅角側油圧室33への相対的な油圧の給排により、正逆回転させて両者1,2との相対回転位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。また、ベーンとタイミングスプロケットの相対回転を、ロックピン34の受圧面38に所定圧が作用するまで規制するロック機構10を備えている。ベーンの1つの羽根部28aの外周に形成されたシール保持溝29aを、ベーンの両側面3a,3bとフロントカバー7及びリアカバー8の各内端面7a,8aとの間に形成された微小隙間C1,C2を連通する連通孔として構成する。また、シール保持溝29aを前記受圧面前端の受圧室36に連通させた。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回転可能に設けられたカムシャフトと、前記回転体またはカムシャフトのいずれか一方に設けられて、カムシャフト軸方向の両端開口が端壁によって閉塞されたハウジングと、回転体またはカムシャフトのいずれか一方に設けられて、前記ハウジング内を摺動回転自在に形成されたベーンと、前記ハウジングの内周面に設けられた隔壁とベーンとによって画成された遅角側油圧室及び進角側油圧室と、該両油圧室に油圧を給排して前記ベーンを正逆回転させる油圧回路と、前記ベーンのカムシャフト軸方向の両側面と該両側面に対向する前記両端壁の両内端面との間に形成されて、ベーンの正逆回転に必要な微小隙間と、前記ベーンと回転体との間に設けられて、受圧面に所定の圧力が作用するまではベーンと回転体の相対回転を規制するロック機構とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記ベーンに前記両微小隙間を連通する連通孔を形成すると共に、該連通孔を前記ロック機構の受圧面に連通させたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (22件):
3G016BA23
, 3G016CA05
, 3G016CA06
, 3G016CA11
, 3G016CA13
, 3G016CA16
, 3G016CA17
, 3G016CA21
, 3G016CA24
, 3G016CA27
, 3G016CA33
, 3G016CA36
, 3G016CA45
, 3G016CA48
, 3G016CA51
, 3G016CA52
, 3G016CA57
, 3G016CA59
, 3G016DA06
, 3G016DA22
, 3G016GA00
, 3G016GA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
可変動弁機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-022089
出願人:三菱自動車工業株式会社
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