特許
J-GLOBAL ID:200903072827689900

クラッチレリーズ軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-336717
公開番号(公開出願番号):特開平9-177827
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 信頼性を維持しつつ、トータルコストを大幅に低減させることのできるクラッチレリーズ軸受装置を提供する。【解決手段】 軸受10の軌道輪11を形成する鋼板の炭素量を通常の軸受鋼(SUJ2)より減らして0.7〜0.9重量%とし、それにより深絞り加工を可能とする一方で、炭素量を減少させても全体焼入が可能となるよう、マンガンを0.3〜0.9重量%、クロムを0.3〜1.0重量%、シリコンを0.01〜0.15重量%添加しており、かかる組成の鋼板によれば、下式で近似される歪の値εが0.3以上となる場合でも、深絞り加工が可能でしかも全体焼入が可能となる。ε=(1/2)ln(1+4h/D)
請求項(抜粋):
互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、該内輪もしくは該外輪が固定され、回転する該外輪もしくは該内輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、入力部材から力を受けるフランジ部とを備える軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、前記クラッチレリーズ軸受の少なくとも一方の輪が、組成中、炭素を0.7〜0.9重量%、マンガンを0.3〜0.9重量%、クロムを0.3〜1.0重量%、シリコンを0.01〜0.15重量%含む鋼板を、プレス加工した後熱処理することによって形成され、前記少なくとも一方の輪が、1つ以上の軸受円筒部を有しており、最も径の小さい該軸受円筒部の内径をD、該軸受円筒部の全長をhとしたときに下式で近似される加工時の歪の値εが0.3以上となるクラッチレリーズ軸受装置。ε=(1/2)ln(1+4h/D)
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 軸受部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-330624   出願人:光洋精工株式会社, 大同特殊鋼株式会社
  • 特表平7-507357
  • 特開平2-125838
全件表示

前のページに戻る