特許
J-GLOBAL ID：200903072829910361

乳酸系ポリマーから成る耐熱性シート及び成形品の製造方法

発明者：
大屋 哲

大屋 哲 について

, 
新居 宏介

新居 宏介 について


出願人/特許権者：
大日本インキ化学工業株式会社

大日本インキ化学工業株式会社 について


代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-215872
公開番号（公開出願番号）：特開平8-073628
出願日： 1994年09月09日
公開日（公表日）： 1996年03月19日
要約：
【要約】【構成】 ポリ乳酸を主成分とする乳酸系ポリマーからなるシ-トを、アニーリング処理することにより予備結晶化させるか、及び/または一軸又は二軸による延伸配向することを特長とする、動的粘弾性の温度依存性に関する試験法で、融点より20°C低い温度以下での貯蔵弾性率E’の最低値が80〜900kg/cm2である乳酸系ポリマーからなる耐熱性シ-ト、並びに、該耐熱性シ-トを、乳酸系ポリマーの結晶化温度Tcより20°C低い温度から融点未満までの温度で、2秒間〜600秒間、加熱された金型で成形を行うことにより、再結晶化させることを特徴とする乳酸系成形品の製造方法。【効果】 本発明は、優れた生分解性を有する乳酸系ポリマーの欠点である耐熱性を改善し、真空成形、圧空成形、真空圧空成形等の成形が可能な、加熱金型離型性、型再現性の優れた耐熱性シ-トと、そのシ-トから作られる汎用成形品、特に、食品容器、ブリスター包材、ホットフィル容器等に適した優れた耐熱性を有する成形品の製造方法を提供できる。
請求項（抜粋）：
ポリ乳酸を主成分とする乳酸系ポリマーからなるシ-トを、アニーリング処理することにより予備結晶化させるか、及び/または一軸又は二軸による延伸配向することを特長とする、動的粘弾性の温度依存性に関する試験法(JIS-K-7198 A法)で、融点より20°C低い温度以下での貯蔵弾性率(E’)の最低値が80〜900kg/cm2である乳酸系ポリマーからなる耐熱性シ-ト。
IPC (5件)：
C08J 5/18 CFJ ,  B29C 55/02 ,  B29C 71/02 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00
引用特許：
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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