特許
J-GLOBAL ID:200903072871145659

バルブ装置および油圧パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142272
公開番号(公開出願番号):特開平7-323857
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【構成】ハウジング側に形成される挿入孔61aに自身の軸中心に相対回転可能に挿入されるスプール62の外周面の一部は、挿入孔61aの内周におけるハウジング側圧油通路73の開口73aを閉鎖可能な閉鎖面62aとされる。そのスプール62の一部により構成される平面62bと挿入孔61aの内周面との間がスプール62側の圧油通路を構成する。その平面62bの軸方向に沿う縁62b′と、その平面62bの径方向に沿う縁62b′′に連なる段差62cの外縁62c′と、前記開口73aの周縁とで囲まれる領域が、前記圧油通路における圧油の絞り部とされる。その絞り部の開口面積は、その閉鎖面62aによる開口73aの閉鎖面積がスプール62のハウジング側に対する相対回転により変化することで変化する。【効果】装置を大型化することなくスプールのハウジング側に対する単位相対回転量当たりの絞り部の開口面積変化量を小さくでき、圧油の流動音を低減できる。
請求項(抜粋):
ハウジングと、そのハウジング側に形成される挿入孔に挿入されるスプールとを備え、そのスプールはハウジング側に対し自身の軸中心に相対回転可能とされ、そのハウジング側とスプール側とにそれぞれ圧油通路が形成され、そのハウジング側の圧油通路は挿入孔の内周における開口を有し、その開口はスプールの外周面の一部により構成される閉鎖面により閉鎖可能とされ、そのスプールの外周面の一部は軸方向に沿う縁と径方向に沿う縁とを有する平面とされ、その平面と挿入孔の内周面との間がスプール側の圧油通路を構成し、その平面の軸方向に沿う縁と、その径方向に沿う縁に連なる段差の外縁と、前記開口の周縁とで囲まれる領域が、ハウジング側圧油通路とスプール側圧油通路との間における圧油の絞り部とされ、その閉鎖面による開口の閉鎖面積がスプールのハウジング側に対する相対回転に基づき変化することで、その絞り部の開口面積は可変とされているバルブ装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-242775
  • 特開昭55-011907
  • 特開昭61-132466
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