特許
J-GLOBAL ID:200903072886790143

レール溶接部の疲労強度改善法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-052954
公開番号(公開出願番号):特開平5-255735
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は軌道のロングレール化において、最大の弱点箇所となっている実路線での溶接部の疲労強度を効果的に改善する方法を提供する。【構成】 溶接したレールをレールの上下方向に1回以上10回までの範囲で、レール頭部表面および底部表面が塑性変形するように繰返し荷重を与え、最後の負荷でレール底部側に引張りの塑性変形を与えてレール溶接部の底部側に圧縮の残留応力を付与せしめて溶接部の疲労強度を改善する。【効果】 溶接ままの溶接部レール底部表面には約250MPa の引張残留応力が発生している。本発明により製作したレール溶接部の底部表面の残留応力は逆に圧縮の約200MPa の残留応力となり、これにより溶接ままの疲労限度より1.3倍以上の疲労強度の向上が図られる。
請求項(抜粋):
溶接したレールの継手部をレールの上下方向に1回以上10回までの範囲でレール頭部表面および底部表面が塑性変形するように繰返し荷重を与え、最後の負荷でレール底部側表面に引張りの塑性変形を与えることを特徴とするレール溶接部の疲労強度改善法。
IPC (3件):
C21D 7/00 ,  B23K 31/00 ,  E01B 29/42
引用特許:
審査官引用 (5件)
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