特許
J-GLOBAL ID:200903072890913349

有機無機ハイブリッドによるイオン伝導膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早坂 巧
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275822
公開番号(公開出願番号):特開2004-107597
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】製造容易で、イオン伝導性、耐熱性、耐水性に優れたイオン伝導性材料を提供すること。【解決手段】1)式:RmSi(OR’)4-m(R,R’は炭素数1〜3のアルキル基、mは0〜2の整数)の化合物Aに水を加えて加水分解・重縮合反応を進行させ、2)反応の途中で、式:XnSi(OR”)4-n(Xはフェニル基、R”は炭素数1〜3のアルキル基、nは1又は2)の化合物Bを加えてその反応を行わせつつ、式:HS-Y-Si(OR”’)pR””3-p(Yは炭素数1〜5のアルキレン基、R”’及びR””は炭素数1〜3のアルキル基、pは2又は3)の化合物C及び水を加えて化合物A及びBのその後の反応と共に化合物Cの加水分解及び重縮合を進行させ、3)得られたゾル溶液を乾燥固化させ、4)固化物のメルカプト基をスルホン酸基へと酸化する、ステップを含む方法により得られる、共重合ポリオルガノシロキサンよりなる複合材料。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
式:RmSi(OR’)4-m(式中、R,R’は炭素数1〜3のアルキル基を、及び、mは0〜2の整数を表す。)で示されるシラン化合物Aに水を加えることにより、該シラン化合物Aの加水分解及び重縮合反応を進行させるステップと、該反応の途中において、反応混合物に式:HS-Y-Si(OR”’)pR””3-p(式中、Yは炭素数1〜5のアルキレン基を、R”’及びR””は炭素数1〜3のアルキル基を、及びpは2又は3を表す。)で示されるメルカプト基を有するシラン化合物C及び水を加えて混合することにより、該シラン化合物Aのその後の加水分解及び重縮合反応と共に該シラン化合物Cの加水分解及び重縮合を進行させるステップと、これにより得られたゾル溶液を乾燥させて固化させるステップと、得られた固化物のメルカプト基をスルホン酸基へと酸化するステップとを含む方法により得られる、共重合ポリオルガノシロキサンよりなる複合材料。
IPC (3件):
C08G77/28 ,  C08G77/392 ,  H01B1/06
FI (3件):
C08G77/28 ,  C08G77/392 ,  H01B1/06 A
Fターム (17件):
4J035BA06 ,  4J035CA061 ,  4J035CA26N ,  4J035FB05 ,  4J035LA03 ,  4J035LB20 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5H024BB02 ,  5H024BB05 ,  5H024BB11 ,  5H024FF21 ,  5H029AJ11 ,  5H029AJ14 ,  5H029AM16 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ14
引用特許:
審査官引用 (7件)
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