特許
J-GLOBAL ID:200903072920293685

材質ばらつきが小さく溶接性に優れた非調質高張力鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-065301
公開番号(公開出願番号):特開平11-264017
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 非調質高張力鋼について、材質にばらつきが生じることなしに、高い強度と靱性、さらには優れた溶接性を得る。【解決手段】 極低Cおよび高Mnの下に、Cu,NbおよびBを適量含有させるように成分調整された鋼片を、1000〜1350°Cの温度に加熱後、 950〜1100°Cの温度域における累積圧下率が50%以上で、かつ圧延終了温度が 800°C以上の条件下で熱間圧延を施し、圧延終了後直ちに、またはAr3点より高い温度から1°C/s以上、30°C/s以下の冷却速度で加速冷却を開始し、(Ar3-20) °C以下、 550°C以上の範囲の所定温度で加速冷却を停止する。
請求項(抜粋):
C:0.010 〜0.025 wt%、 Si:1.0 wt%以下、Mn:1.0 〜3.0 wt%、 Al:0.10wt%以下、Cu:1.0 〜2.0 wt%、 Ti:0.005 〜0.05wt%、B:0.0003〜0.0050wt%、 P:0.025 wt%以下、S:0.015 wt%以下を含み、かつNb:0.005 〜0.20wt%、 Ni:2.0 wt%以下、Cr:1.0 wt%以下、 Mo:0.8 wt%以下、V:0.2 wt%以下、 W:0.5 wt%以下のうちから選んだ1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼片を、1000〜1350°Cの温度に加熱後、 950〜1100°Cの温度域における累積圧下率が50%以上で、かつ圧延終了温度が 800°C以上の条件下で熱間圧延を施し、圧延終了後直ちに、またはAr3点より高い温度から1°C/s以上、30°C/s以下の冷却速度で加速冷却を開始し、(Ar3-20) °C以下、 550°C以上の範囲の所定温度で加速冷却を停止することを特徴とする材質ばらつきが小さく溶接性に優れた非調質高張力鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (3件)

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