特許
J-GLOBAL ID:200903072952508276

溶接性の優れた低降伏比厚肉高張力鋼の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-000519
公開番号(公開出願番号):特開平5-179343
出願日: 1992年01月07日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 低温靭性、溶接性に優れ、かつ降伏比が低く耐震性に優れた建築用引張強さ80 kgf/mm2 級高張力鋼の製造法。【構成】 低C-1%Cu-Ti系を基本とするBフリーの低PCM鋼を圧延後に特定の条件で焼入れし、ついで760〜870°Cに再加熱・焼入れ、Ac1 点以下の温度で焼戻処理を行なう。【効果】 現場での溶接時の予熱のフリー化または軽減が可能となるとともに建築物の耐破壊性、耐震性の大幅な向上が可能となった。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.04〜0.11%、Si:0.5%以下、Mn:0.8〜1.6%、P :0.03%以下、S :0.01%以下、Cu:0.90〜1.50%、Ni:0.30〜2.0%、Mo:0.20〜0.60%、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.06%以下、N :0.005%以下かつPCM=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B(%)が0.28%以下残部が鉄および不可避的不純物からなる実質的にBを含有しない鋼を熱間圧延後、Ac3 点以上950°C以下に加熱して焼入れし、さらに760〜870°Cに再び加熱後、焼入れ、引続きAc1 点以下の温度に加熱して焼戻処理することを特徴とする溶接性の優れた低降伏比厚肉高張力鋼の製造法。
IPC (4件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (4件)
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