特許
J-GLOBAL ID:200903073006762428

微細金属球の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-023390
公開番号(公開出願番号):特開平7-252510
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 ハンダ等の微細金属球を精度高く効率的に製造する方法を提供する。【構成】 上下に長い筒状の容器に液体を入れ、液体の上部から中央部までは金属の融点以上の高温に加熱しておき、下部は融点以下に保持する。この容器の上方から所定の体積に揃えた金属の細片を投入する。【効果】 金属細片は高温部を通過中に加熱されて溶融し、自らの表面張力によってほぼ真球の液滴になるが、次いで低温部に至って冷却されて凝固し、ほぼ完全な金属球を得ることが出来る。この過程が連続的に進行出来るので、精度の高いワイヤカッター等と組み合わせることにより、寸法精度の高い微細な低融点金属球を効率よく、大量に製造することが出来る。また、適正な強度のフラックス性を備えた加熱液体を用い、該液と予め用意した金属細片を一緒に投入する方法をとることで、より微細な金属球を効率よく大量に製造することが可能になる。
請求項(抜粋):
予め所定の体積に整えた金属片を当該金属の融点以上に保持した液体に投入して金属片を加熱溶融し、液化した金属自らの表面張力によって球形になる作用を利用することで所定の大きさの微細金属球を製造する方法において、液体の下部を金属の融点以下に保持し、上部の高温部で溶融して球形になった金属を重力の作用で降下させ低温の下部に到達させて凝固することを特徴とする微細金属球の製造方法。
IPC (3件):
B22F 9/06 ,  B22D 25/02 ,  B23K 35/40 340
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る