特許
J-GLOBAL ID:200903073092560280

自動車パネル用Al-Mg-Si系合金板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-047258
公開番号(公開出願番号):特開平7-252570
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 不溶性化合物が小さくかつ少なく、従って成形性、特にプレス成形性における割れ限界が高い合金板であって、かつ焼付塗装硬化性にも優れ、さらに連鋳・直送圧延法に適用することのできる自動車パネル用Al-Mg-Si系合金板を提供することを目的とする。【構成】 下記要件(1) 〜(3) を満足する残部がAlおよび不可避不純物であるAl合金を連続鋳造し、熱間圧延後に冷間圧延を行って、不溶性化合物の最大長さを2μm以下、かつ体積分率を2.0%以下に制御した自動車パネル用Al-Mg-Si系合金板である。(1) Mg:0.6〜1.0%(重量%の意味:以下同じ)、Si:1.5%以下(0%を含まない)、およびFe:0.6%(0%を含まない)を含有する。(2) MgとSiの含有量が、Si≧(4/7)Mg+0.5である。(3) Cr:0.1〜0.3%、Mn:0.1〜0.5%、Zr:0.1〜0.3%よりなる群から選択される1種以上を含有する。
請求項(抜粋):
下記要件(1) 〜(3) を満足する残部がAlおよび不可避不純物であるAl合金を連続鋳造した後、直ちにもしくは鋳片温度を保持しながら熱間圧延し、次いで冷間圧延を行って、不溶性化合物粒の最大長さを2μm以下、かつ体積分率を2.0%以下に制御したことを特徴とする自動車パネル用Al-Mg-Si系合金板。(1) Mg:0.6〜1.0%(重量%の意味:以下同じ)、Si:1.5%以下(0%を含まない)、およびFe:0.6%以下(0%を含まない)を含有する。(2) MgとSiの含有量が次式の関係を満足する。Si≧(4/7)Mg+0.5(3) Cr:0.1〜0.3%、Mn:0.1〜0.5%、Zr:0.1〜0.3%よりなる群から選択される1種以上を含有する。
IPC (2件):
C22C 21/02 ,  C22F 1/05
引用特許:
審査官引用 (6件)
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