特許
J-GLOBAL ID:200903073116552593
音声対話システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-135631
公開番号(公開出願番号):特開2005-316247
出願日: 2004年04月30日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 さまざまな対話の状況や訂正発話の形式に対して柔軟に訂正発話の検出を行い、システムによる誤認識を修正することにより、システムが利用者の発話を誤認識した際にも、利用者とシステムがスムーズに対話を進めることを可能とする技術を提供する。【解決手段】 対話の種類や利用者の音声を認識するために使用したルール、システムが出力したメッセージ等、対話の状態の変化を記録する対話履歴を設け、対話履歴中の情報とあらかじめ用意されているテンプレートを用いて利用者の訂正発話を認識するためのルールを生成する。利用者の発話が、生成されたルールを用いて認識された場合、利用者の発話を訂正発話と見なし、誤認識を修正する処理に移行する。誤認識の修正では、訂正発話の認識結果およびそれまでの利用者の発話の認識結果の両方を利用することにより修正を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも、利用者の音声を入力するための手段と、
入力された利用者の音声を認識する手段と、
システムから利用者へのメッセージを音声に変換し出力するための手段と、
利用者の音声を認識するためのルールである音声認識用ルールを格納する音声認識用ルール格納手段と、
利用者とシステムとの間で行われる対話の内容に関する情報である対話シナリオを格納する対話シナリオ格納手段と、
前記対話シナリオ格納手段に格納されている情報に基づいて、利用者の音声の認識やシステムからのメッセージの音声出力等を制御することにより対話を実現する対話制御手段と、
利用者が要求する処理であるタスクを実行し結果を得るタスク実行手段と、
を有する音声対話システムにおいて、
対話の進行具合、利用者の音声を認識するために使用した音声認識用ルールおよび利用者の音声を認識した結果等からなる情報の時系列である対話履歴を格納する対話履歴格納手段と、
システムが利用者の音声を誤認識した際に、利用者がそれを訂正するために発話する訂正発話の認識に用いられる音声認識用ルールである訂正発話用ルールを生成する際に使用されるテンプレートを格納する訂正発話用テンプレート格納手段と、
前記対話履歴中の情報と前記訂正発話用テンプレート格納手段中のテンプレートを使用して、訂正発話用ルールを生成する手段と、
を有し、利用者の発話が前記訂正発話用ルールを用いて認識された場合、利用者の音声を訂正発話と判断し、前記対話履歴中の情報と訂正発話の認識結果に基づいて、システムの誤認識を訂正することを特徴とする音声対話システム。
IPC (3件):
G10L15/22
, G10L15/18
, G10L15/28
FI (4件):
G10L3/00 561E
, G10L3/00 537E
, G10L3/00 571H
, G10L3/00 537J
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特許出願2002-24799、「音声対話装置及び方法、音声対話プログラム並びにその記録媒体」
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特許出願2002-122491、「音声対話システム及び音声対話方法」
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特許出願2000-45442、「音声認識結果の誤り訂正方法およびその装置」
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特許出願2002-4552、「音声対話方法および装置」
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審査官引用 (3件)
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