特許
J-GLOBAL ID:200903073172740319

文字認識方法及び文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-020815
公開番号(公開出願番号):特開平8-212300
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 文字カテゴリの種類に依存せずに高精度かつ安定的な後処理結果を得るための新たな認識結果の評価値を導出する文字認識装置を提供する。【構成】 認識対象文字パタンの特徴ベクトルと標準ベクトルとを照合して得た距離値の小さい順に上位候補となる文字カテゴリ群と個々の文字カテゴリに対応する距離値の列とを出力する文字認識装置において、上記距離値の列から差分値データ列を差分値作成部4で作成するとともに、各文字カテゴリの正読/誤読を区別するための判別係数値を格納した係数メモリ5から該当判別係数値を抽出する。そして、この判別係数値を候補確度算出部6において差分値データ列及び上記距離値の列を判別係数値と内積して1位候補カテゴリに対する候補確度を決定し、更に、候補確度算出部7において1位候補確度に1位候補距離値とi(i>1)位候補距離値との比を乗じてi位候補文字に対する候補確度を決定する。
請求項(抜粋):
認識対象文字パタンの特徴を表す特徴ベクトルと予め準備された文字カテゴリ単位の標準ベクトルとの照合を行ってカテゴリ毎の候補距離値を算出し、該候補距離値が小さい順に上位候補カテゴリとなる文字カテゴリ群に対するカテゴリ情報と個々の文字カテゴリに対応する候補距離値の列からなる距離値情報とを認識結果として出力するステップを有する文字認識方法において、前記距離値情報から隣接候補距離値間の差分値データを作成するステップと、作成された前記差分値データの列及び前記距離値情報を各文字カテゴリの正読傾向と誤読傾向とを区別するための判別係数値で内積して前記認識結果の最上位(以下、1位)候補カテゴリに対する候補確度を決定するステップと、を有することを特徴とする文字認識方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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