特許
J-GLOBAL ID:200903073315571904
F-18陽電子放出トモグラフィー用のタン白及びペプチドのフッ素化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-508634
公開番号(公開出願番号):特表2001-515843
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 2001年09月25日
要約:
【要約】遊離チオール基を含んでなるペプチドと、また、チオールと反応性のある基を有するF-18を結合された標識試剤とを反応させることにより、チオール含有ペプチドをフッ素-18(F-18)により放射標識することができる。F-18により標識されたペプチドまたはF-18により標識されたペプチドに共役した低分子量のハプテンに特異的である一つのアーム、及び標的とされた組織に特異的であるもう一つの一つのアームを用いて、得られたF-18により標識されたペプチドが対象の組織を標的として与えられる。未結合のF-18により標識されたペプチドまたはそれに共役したハプテンを除去にさせた後、標的とされた組織は、引き続き臨床の陽電子放出トモグラフィーにより可視化される。
請求項(抜粋):
チオール含有ペプチドをフッ素-18(F-18)により放射標識する方法であって、遊離チオール基を含んでなるペプチドと一般式18F-(CH2)m-CR1R2-(CH2)n-X(式中、nは0、1または2であり、mは0、1または2であり、n+mは0、1または2であり、Xはヨーダイド、ブロマイド、クロライド、アザイド、トシレート、メシレート、ノシレート、トリフレート、非置換マレイミド、一つまたは二つのアルキル基で置換されたマレイミド、及びスルホネート基で置換されたマレイミドからなる群から選ばれ、R1及びR2は、同一あるいは異なり、ヨーダイド、ブロマイド、クロライド、アザイド、トシレート、メシレート、ノシレート、トリフレート、水素、-CONH2、カルボキシル、ヒドロキシル、スルホン酸、3級アミン、4級アンモニウム、非置換アルキル、置換アルキル、-COOR’、-CONR’2、COR’からなる群から選ばれ、ここで、置換アルキルの置換基は、-CONH2、カルボキシル、ヒドロキシル、スルホン酸、3級アミン及び4級アンモニウムからなる群から選ばれ、R’はC1-C6アルキルまたはフェニルである)を有する標識試剤とを反応させることを含んでなる方法。
IPC (5件):
C07K 1/13
, A61K 51/00
, C07B 39/00
, C07B 59/00
, C07K 7/06 ZNA
FI (5件):
C07K 1/13
, C07B 39/00 B
, C07B 59/00
, C07K 7/06 ZNA
, A61K 49/02 C
Fターム (19件):
4C085HH03
, 4C085JJ01
, 4C085KA03
, 4C085KA04
, 4C085KA29
, 4C085KB17
, 4C085KB82
, 4H006AA02
, 4H006AC63
, 4H006AC84
, 4H006CN40
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA01
, 4H045BA15
, 4H045BA71
, 4H045DA75
, 4H045DA76
, 4H045EA50
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (1件)
-
J. Nucl. Med., 199705, Vol.38, No.5 Suppl, 177
審査官引用 (1件)
-
J. Nucl. Med., 199705, Vol.38, No.5 Suppl, 177
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