特許
J-GLOBAL ID:200903073321574320

コンフォーカル顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363924
公開番号(公開出願番号):特開平11-183806
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 観察者が求める画像を簡易に設定することができる操作性の良いコンフォーカル顕微鏡を提供すること。【解決手段】 コンピュータ50は、駆動装置34、36、37、38を制御して波長選択装置12、光分割装置21、対物光学系24、蛍光選択装置26を観察者からの入力に応じた装置条件に設定する。この際、コンピュータ50は、以上のような基本的な装置条件から、他の装置条件を自動的に算出する。まず、入力された対物レンズ24aの倍率と開口数から、コンフォーカル顕微鏡として期待される分解能を与えるピンホールサイズを決定する。次に、入力あるいは選択された蛍光色素の種類から、先に入力された実験時間中に蛍光が著しく退色しない条件で、励起光のレーザパワーを決定する。最後に、入力あるいは選択された試料に実際に導入する色素の濃度で、すでに決定されたレーザ光強度及びピンホールサイズを用いた際に適切な輝度の画像が得られるように、検出感度を決定する。
請求項(抜粋):
光源と、前記光源からの光のうち、特定波長の光を照明光として選択する波長選択装置と、複数の対物レンズを保持するとともに顕微鏡光路に択一的に配置する対物レンズ切換装置と、前記光源と前記顕微鏡光路に配置される前記対物レンズとの間に配置され、前記顕微鏡光路に配置される対物レンズを介して前記試料に照射される前記照明光を2次元走査する走査装置と、前記照明光の走査により前記試料から発する光を前記顕微鏡光路に配置される対物レンズと前記走査装置とを介して検出する検出装置と、前記顕微鏡光路に配置される対物レンズの結像面と光学的に共役な位置に配置され、前記検出装置に入射する前記試料からの光を制限するピンホールが設けられるとともに前記ピンホールの径を変更可能な開口部材と、前記照明光の波長に関する情報と前記顕微鏡光路に配置される対物レンズの開口数に関する情報とに基づいて、前記ピンホール径の標準値を算出する制御装置とを備えることを特徴とするコンフォーカル顕微鏡。
IPC (3件):
G02B 21/00 ,  G01B 9/04 ,  G02B 21/06
FI (3件):
G02B 21/00 ,  G01B 9/04 ,  G02B 21/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • コンフォーカル顕微鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-181961   出願人:株式会社ニコン
  • 顕微鏡装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-015812   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 顕微鏡システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-324478   出願人:オリンパス光学工業株式会社
全件表示

前のページに戻る