特許
J-GLOBAL ID:200903073335309378

多板式摩擦係合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-089493
公開番号(公開出願番号):特開2001-280368
出願日: 2000年03月28日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 複雑な制御を行うことなく簡単な構成で、摩擦プレート締結時のショックを低減することのできる多板式摩擦係合装置を提供する。【解決手段】 2&4ブレーキ10のピストン機構部25を、メインピストン26と、該メインピストン26に弾性的に支持されたサブピストン27と、を備え構成する。メインピストン26のプレート押圧部26bを最後部のドリブンプレート23に対向させ、サブピストン27のプレート押圧部27aを前方から2枚目のドリブンプレート23に対向させる。2&4ブレーキ10の締結時には、先ずサブピストン27によって前方各2枚のドライブプレート22とドリブンプレート23とを弾性的に係合し、その後メインピストン26によって全てのドライブプレート22とドリブンプレート23とを係合することにより、2段階のブレーキトルク制御を機械的に行い締結時のトルクショックを緩和する。
請求項(抜粋):
同軸上に配列されたハブとドラムとの間に複数のドライブプレートとドリブンプレートとを軸方向に沿って交互に配列した摩擦プレート列と、この摩擦プレート列を押圧して上記ドライブプレートとドリブンプレートとを締結するピストン機構部と、を備え、上記ドライブプレート或いはドリブンプレートのうち何れか一方の摩擦プレートの外周を上記ドラムの内周にスプライン係合するとともに、他方の摩擦プレートの内周を上記ハブの外周にスプライン係合し、上記ドライブプレートとドリブンプレートとの締結時に上記ハブと上記ドラムとの間で動力伝達可能とする多板式摩擦係合装置において、上記ピストン機構部は、上記摩擦プレート列を押圧可能なメインピストンと、このメインピストンに弾性的に支持されたサブピストンと、を備え、上記メインピストンのプレート押圧部を上記摩擦プレート列の一側端部に位置する上記一方の摩擦プレートに対向させるとともに、上記サブピストンのプレート押圧部を上記一方の摩擦プレートの何れかに対向させ、上記メインピストンのプレート押圧部と該プレート押圧部に対向された上記一方の摩擦プレートとの間隔を、上記サブピストンのプレート押圧部と該プレート押圧部に対向された上記一方の摩擦プレートとの間隔よりも大きく設定したことを特徴とする多板式摩擦係合装置。
IPC (3件):
F16D 25/0638 ,  F16D 55/40 ,  F16D 65/20
FI (3件):
F16D 55/40 F ,  F16D 65/20 B ,  F16D 25/063 K
Fターム (21件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA03 ,  3J057GA11 ,  3J057GA12 ,  3J057GA47 ,  3J058AA44 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA59 ,  3J058AA70 ,  3J058AA77 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA09 ,  3J058BA67 ,  3J058BA68 ,  3J058CC03 ,  3J058CC35 ,  3J058CC76 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 液圧作動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-251124   出願人:ボーグワーナー・インコーポレーテッド
  • 動力配分装置のクラッチ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-070855   出願人:富士重工業株式会社
  • 特開平4-277327
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