特許
J-GLOBAL ID:200903073438305036
能動型騒音制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281665
公開番号(公開出願番号):特開平6-130969
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 騒音の通路の温度変化にシステム同定時の伝達関数を追従させ、ハウリングを防止し、系の安定化を図れる能動型騒音制御装置を得る。【構成】 騒音1と逆位相且つ同一音圧の音を二次スピーカ8から発生して消音する装置において、システム同定時のダクト2内の温度変化は温度感知器18により感知され、伝達関数コントロールユニット20はこの温度変化に応じてハウリング防止用適応型デジタルフィルタ11aの伝達関数と適応型デジタルフィルタ14aの伝達関数の係数を設定変更する。
請求項(抜粋):
音を検出して電気信号に変換する、騒音源からの騒音の伝搬方向に対して上流側に第1の機械電気変換手段と下流側に第2の機械電気変換手段とを設置すると共に、上記第1及び第2の機械電気変換手段の間に与えられる駆動信号を音に変換する電気機械変換手段を設置し、上記第1の機械電気変換手段の出力信号と上記駆動信号を入力する第1のデジタルフィルタの出力信号との差を求め、この差信号を入力して与えられた伝達関数に基づいて上記第2の機械電気変換手段の出力が最小となるように上記駆動信号を生成し、且つ上記差信号を遅延用の第2のデジタルフィルタを通して、上記伝達関数を特定するための制御パラメータを設定すると共に伝搬通路の伝搬特性の変化及び制御系の特性変化に応じて上記制御パラメータを修正する能動型騒音制御装置において、上記第1及び第2のデジタルフィルタの少なくとも一方を適応型デジタルフィルタとし、且つ上記騒音の通路の温度変化に応じて上記適応型デジタルフィルタの伝達関数を特定するための制御パラメータを更新する手段を設けたことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (1件)
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能動騒音消去装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-228035
出願人:富士通株式会社
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