特許
J-GLOBAL ID:200903073440229983

積層セラミックコンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-057609
公開番号(公開出願番号):特開2004-266229
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】セラミック製誘電体シートの薄膜化と多層化に対処して、短絡不良及び外観不良の発生率の低い積層セラミックコンデンサの製造方法を得る。【解決手段】セラミック粉体にポリビニルブチラール樹脂(PB)をバインダーとして混合させてセラミックスラリーを調製し、該スラリーを所定の厚さに塗布及び乾燥させてセラミックグリーンシート1,2を作製し、内部電極5を形成したシート1を積層して内部電極保持層10を形成すると共に、内部電極5が形成されていないシート2を内部電極保持層10の表裏面に積層して保護層11を形成して積層体とする。この場合、内部電極保持層10に用いるスラリーに含有するPBの重合度と、保護層11に用いるスラリーに含有するPBの重合度を異ならせる。内部電極保持層10に用いられるスラリーに含有されているPBの重合度は約650〜約1000であり、保護層11に用いられるスラリーに含有されているPBの重合度は約450以下であることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
セラミック粉体にポリビニルブチラール樹脂をバインダーとして混合させてセラミックスラリーを調製する工程と、 前記セラミックスラリーを所定の厚さに塗布及び乾燥させてセラミックグリーンシートを作製する工程と、 前記セラミックグリーンシート上に内部電極パターンを形成する工程と、 前記内部電極パターンが形成された複数枚のセラミックグリーンシートを積層して内部電極保持層を形成すると共に、内部電極パターンが形成されていないセラミックグリーンシートを前記内部電極保持層の両主面に積層して保護層を形成する工程と、 を備え、 前記内部電極保持層に用いるセラミックスラリーに含有するポリビニルブチラールの重合度と、前記保護層に用いるセラミックスラリーに含有するポリビニルブチラールの重合度を異ならせること、 を特徴とする積層セラミックコンデンサの製造方法。
IPC (2件):
H01G4/12 ,  H01G4/30
FI (2件):
H01G4/12 364 ,  H01G4/30 311Z
Fターム (16件):
5E001AB03 ,  5E001AD00 ,  5E001AG00 ,  5E001AH00 ,  5E001AJ01 ,  5E001AJ02 ,  5E001AJ04 ,  5E082AB03 ,  5E082BC36 ,  5E082FG06 ,  5E082FG26 ,  5E082HH21 ,  5E082HH43 ,  5E082LL01 ,  5E082LL02 ,  5E082PP10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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