特許
J-GLOBAL ID:200903084014000792

積層インダクタンス素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214028
公開番号(公開出願番号):特開平11-045809
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 従来の二重コイル導体を有する積層インダクタでは、製品中にインダクタンス値の低いものやクラックを生じているものが含まれ、歩留りと信頼性が低い。【解決手段】 フェライト原料粉末にPVA水溶液を加えてボールミルで混合撹拌し、ドクターブレード法でフェライトグリーンシートを作製する。作製するシートはA、Bの2種類であり、シートAには例えば重合度800のPVAを、シートBには例えば重合度1700のPVAを使用する。作製したシートにはスルーホール2を形成し、コイル用パターン3を内部電極として印刷し、積層インダクタを作製する。この積層インダクタは二重のスパイラル構造を有するが、2重の内部電極印刷のうち一方(図の緩衝シート1a)にシートBを用いる。残りの部分は、ダミー層も含めてシートA(図の通常シート1)である。
請求項(抜粋):
積層体に内設されたコイル導体がスルーホール導体で接続して部分的に複数に分岐し、分岐したコイル導体端末が再びスルーホール導体で接続して合流することを繰り返して全体として1つのコイルが構成されるようにした積層セラミックインダクタにおいて、少なくともスルーホール導体端末と接するセラミック層が他の層を構成するセラミック層より多孔質であることを特徴とする積層インダクタンス素子。
IPC (2件):
H01F 17/00 ,  H01F 41/04
FI (2件):
H01F 17/00 D ,  H01F 41/04 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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