特許
J-GLOBAL ID:200903073441965039
におい測定装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-254649
公開番号(公開出願番号):特開2004-093336
出願日: 2002年08月30日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】未知試料のにおいの強度の測定精度を向上させる。【解決手段】標準においとして7種の同系列のにおい質群をそれぞれ代表する物質を選び、においセンサの検出出力で形成される6次元空間内において、各標準においに対応した基準ベクトルS1〜S7を作成し記憶部53に格納する。また、各におい質群に属する複数のにおいの嗅覚閾値の平均値をそれぞれ計算し記憶部56に格納する。未知試料の測定時に、標準におい換算濃度算出部54は6次元におい空間内での測定点と基準ベクトルとの位置関係から各標準におい相当の濃度を求め、平均におい強度算出部55は各標準におい相当の濃度と平均嗅覚閾値とからにおい強度を算出する。実際の未知においに含まれる成分が、或るにおい質群内で標準においではない他の物質であった場合でも、平均嗅覚閾値を用いているために換算時の誤差が軽減され、総合的に測定結果の信頼性が向上する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
a)異なる応答特性を有するm(mは2以上の整数)個のにおいセンサと、
b)該m個のにおいセンサによる検出出力で形成されるm次元空間において、n種類(nは2以上の整数)の既知の標準においの測定結果として位置付けられるn個の基準データ又は基準データ群を求める基準データ取得手段と、
c)未知試料の測定結果により前記m次元空間内に位置付けられる測定点と前記基準データ又は基準データ群との関係に基づいて、該未知試料が有する未知においにおける標準におい相当の換算濃度を表す指標値を算出する換算濃度算出手段と、
d)人間の嗅覚の特性を反映した嗅覚閾値又はこれに相当する値を含む演算式に則って、前記換算濃度を表す指標値からにおいの強さの程度を表す指標値を求めるに際し、前記未知においを構成する実際のにおい成分が前記標準においである場合に生じる誤差と、前記標準においに類似はしているもののそれとは異なるものである場合に生じる誤差との差異が小さくなるように修正された演算式又は嗅覚閾値若しくはこれに相当する値を用いた演算を行う強さ指標値算出手段と、
を備えることを特徴とするにおい測定装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N27/12 A
, G01N27/12 C
, G01N5/02 A
Fターム (14件):
2G046AA18
, 2G046AA23
, 2G046AA24
, 2G046AA25
, 2G046BA09
, 2G046BJ11
, 2G046CA04
, 2G046DC14
, 2G046DC16
, 2G046DC17
, 2G046DC18
, 2G046EB01
, 2G046FA01
, 2G046FB01
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
におい測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-174035
出願人:株式会社島津製作所
-
におい測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-200753
出願人:株式会社島津製作所
前のページに戻る