特許

J-GLOBAL ID：200903073487086315

平板型マイクロレンズ

発明者： 松田 厚範 ,  浜中 賢二郎 ,  谷口 敏 ,  新井 大介 ,  岸本 隆 ,  森尾 健二
出願人/特許権者： 日本板硝子株式会社
代理人 (1件)： 小山 有 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-191934
公開番号（公開出願番号）：特開平10-039110
出願日： 1996年07月22日
公開日（公表日）： 1998年02月13日
要約：

【要約】【課題】 平板型マイクロレンズのガラスと高屈折率樹脂との界面に剥離が生じ、変色が生じやすい。【解決手段】 ガラス基板の凹部に高屈折率樹脂を充填し凹部内を凸レンズまたはレンチキュラーレンズとした平板型マイクロレンズの前記透明樹脂材料を、一般式(R’-S-R-S-R-S-R’)で表わされる樹脂を主剤とした。ただし、Sはイオウ、Rは環状不飽和炭化水素、環状飽和炭化水素、直鎖状不飽和炭化水素、直鎖状飽和炭化水素のいずれか、R’はエポキシ基、アクリロイルル基、メタクリロイル基、イソシアネート基、アミノ基、アシル基、カルボキシル基、アルコキシシリル基、ビニル基を有する有機化合物のいずれかである。

請求項（抜粋）：

基板表面にその形状が略球面の一部または略円柱の一部をなす複数の凹部が1次元または2次元状に配列され、これら凹部に基板よりも屈折率の高い透明樹脂材料を充填するか或いは凹部に基板よりも屈折率の高い透明樹脂材料を充填した面にカバーガラスを設けることで、前記凹部内を凸レンズまたはレンチキュラーレンズとした平板型マイクロレンズにおいて、前記透明樹脂材料は一般式(R’-S-R-S-R-S-R’)で表わされる樹脂を主剤とすることを特徴とする平板型マイクロレンズ。ただし、Sはイオウ、Rは環状不飽和炭化水素、環状飽和炭化水素、直鎖状不飽和炭化水素、直鎖状飽和炭化水素のいずれか、R’はエポキシ基、アクリロイルル基、メタクリロイル基、イソシアネート基、アミノ基、アシル基、カルボキシル基、アルコキシシリル基、ビニル基を有する有機化合物のいずれかである。

IPC (6件)：

G02B 3/00 ,  B29D 11/00 ,  C08G 65/04 NQD ,  G02B 1/04 ,  G02F 1/1335 ,  B29K105:32

FI (5件)：

G02B 3/00 A ,  B29D 11/00 ,  C08G 65/04 NQD ,  G02B 1/04 ,  G02F 1/1335

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 高屈折率光学材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-010129   出願人：三菱油化株式会社
• 硬化性樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-240643   出願人：住友精化株式会社
• 平板型レンズアレイおよびそれを用いた液晶表示素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-319588   出願人：日本板硝子株式会社