特許
J-GLOBAL ID:200903073533896262

テトラキス(フルオロフェニル)ボレート誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-065368
公開番号(公開出願番号):特開2002-265471
出願日: 2001年03月08日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 入手容易な原料からテトラキス(フルオロフェニル)ボレート誘導体を高収率で得る。【解決手段】 三塩化ホウ素などの化合物BX3とペンタフルオロフェニルリチウムなどの化合物MaC6Ya5とを、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素系溶媒を主体とする溶媒中で反応させてトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランなどの化合物B(C6Ya5)3を含む反応生成物を得て、化合物Bを溶媒と分離することなくペンタフルオロフェニルリチウムなどの化合物MbC6Yb5と反応させて、テトラキス(フルオロフェニル)ボレートなどの化合物MbB(C6Ya5)3(C6Yb5)を得る。(Ya、Ybは同一でも異なってもよく、それぞれHまたはFを示す。ベンゼン環を形成するCに結合する5つのYaのうち1つ以上はFであり、5つのYbのうち1つ以上はFである。)
請求項(抜粋):
下式(1)で表される化合物と下式(2)で表される化合物とを脂肪族炭化水素系溶媒を主体とする溶媒中で反応させて下式(3)で表される化合物を含む反応生成物を得て、該下式(3)で表される化合物を前記溶媒と分離することなく下式(4)で表される化合物と反応させて下式(5)で表されるテトラキス(フルオロフェニル)ボレート誘導体を得ることを特徴とするテトラキス(フルオロフェニル)ボレート誘導体の製造方法。BX3(1)MaC6Ya5(2)B(C6Ya5)3(3)MbC6Yb5(4)MbB(C6Ya5)3(C6Yb5)(5)ただし、3つのXは同一であっても異なっていてもよく、それぞれハロゲン原子またはアルコキシ基を示す。Ma、Mbはアルカリ金属イオンを示し、同一であっても異なっていてもよい。Ya、Ybは同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子またはフッ素原子を示す。ベンゼン環を形成する炭素原子に結合する5つのYaのうち少なくとも1つはフッ素原子であり、5つのYbのうち少なくとも1つはフッ素原子である。
Fターム (11件):
4H048AA02 ,  4H048AC90 ,  4H048BB11 ,  4H048BB15 ,  4H048BC10 ,  4H048BC31 ,  4H048BC38 ,  4H048BD70 ,  4H048BE56 ,  4H048VA11 ,  4H048VA75
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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