特許
J-GLOBAL ID:200903073655317395

無線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船津 暢宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-091860
公開番号(公開出願番号):特開2000-286772
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 従来の無線中継増幅装置では、廻り込みによる発振を防ぐために予め遅延や位相を測定し、測定値を設定しなければならず不便であり、電源投入前の測定及び設定作業をしなくても、廻り込み波をキャンセルし、最適な装置利得を設定し、利便性を向上させることができる無線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置を提供する。【解決手段】 制御部25が、可変遅延器17、可変減衰器18、移相器19を制御して、方向性結合器16により分配された増幅信号から廻り込み波を打ち消すキャンセル波を生成して、合成器20にて入力波及び廻り込み波と合成すると共に、装置利得を電源投入時には発振が起きない程度に十分小さく設定し、入力波と廻り込み波とのレベル差に基づいて、発振が起きない範囲で最適な利得に達するまで段階的に上げていく無線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置である。
請求項(抜粋):
受信した入力波を増幅して出力波として送信する無線中継増幅装置の制御方法において、前記出力波の内、前記入力波と共に受信された廻り込み波による発振が起きないよう、電源投入時の装置利得を十分低くしておき、段階的に前記装置利得を引き上げると共に、前記廻り込み波を打ち消すキャンセル波を生成し、前記キャンセル波を前記入力波及び前記廻り込み波と合成して増幅する動作を、前記装置利得が前記廻り込み波による発振が起きない範囲で最適な装置利得に達するまで行うことを特徴とする無線中継増幅装置の制御方法。
IPC (2件):
H04B 7/15 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04B 7/15 Z ,  H04B 7/26 A
Fターム (7件):
5K067AA03 ,  5K067BB02 ,  5K067EE06 ,  5K067KK03 ,  5K072BB27 ,  5K072CC33 ,  5K072GG22
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-266930
  • 特開昭59-103433
  • 中継放送機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-281855   出願人:日本無線株式会社
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